時間投資の効果は子どもの年齢が小さいときのほうが大きい（「科学的根拠で子育て」より）

苦手分野がわかるのはラッキーです。

伸びしろは、一番そこに眠っています。

足を引っ張っている分野がどうしても気になるなら、得意分野に集中するためにも、それなりに伸ばしておくことです。

 

絶望感たっぷりだったところから、よくここまでこれたと思います。

ありがとうございました。

（小学生保護者）

 

と先日言われました。

 

気持ちは、結果が変えてくれます。

気持ちは、数字が変えてくれます。

気持ちを解消するために、問題の解決に手をつけることです。

 

昨日午後、中3は模試のために全員欠席でした。

模試を受ければ結果が出ます。

得意も不得意も明らかになります。

ふつうの生徒は、得意科目の解説は読みますが、苦手科目の解説はろくに読みません。

なぜ間違えたか、ろくに確認もしません。

 

点数が最も低かった教科の解説をじっくり読んで理解した方が総合点は増えますが、そのような知恵はなかなかはたらきません。

たとえ中3の12月であっても、苦手教科に着手するのは奇跡に近いことです。

ですから、幼児、小学生の保護者に毎月毎月

 

「子どもの気持ちを待つのではなく、意図的に設定をしましょう」

 

と言っているのです。

 

ピンとこない生徒は中3の12月になってもピンときません。

YouTubeの視聴時間もそんなに変わりません。

土日の過ごし方も変わりません。

その証拠に、ある中学校の11月のテストの5教科合計得点は、150-199点の層が最も多かった（約16%）です。

 

中3の11月に5教科150-199点が最も多いという事実を、どう受け止めますか。

 

これは盛っているのでも印象操作でもありません。

ただの事実です。

 

「いつかやる気になるという日は、中3の11月になっても来ない」

 

とハッキリ自覚しておくことです。

 

「子どものやる気を待ってます」

 

と最上級の優等生ワードのように使う方も時々体験に来られますが、申し訳ないですが長岡では15歳で裏切られます。

中3の11月に5教科150-199点だった場合、どの高校に進学し、将来どれだけのゆとりを持つ可能性が残されているか、保護者の皆様でしたらおわかりでしょう。

ですが、15歳で切羽詰まったご家庭の親も、幼児期には皆様と同じように

 

「子どものやる気を待ってます」

 

と

 

「私、良いこと言っちゃってる」

 

と思いながら繰り出していたのです。

5教科150-199点は、その末路です。

さらに言えば、5教科0-199点が約37%います。

人は環境に左右されます。

人は環境の影響を受けます。

 

「うちの子は大丈夫です」

 

「うちの子だけは大丈夫です」

 

と言う自信、ありますか。

 

5教科0-199点が約37%のご家庭も、幼児・小学生の頃は

 

「うちの子は大丈夫です」

 

「うちの子だけは大丈夫です」

 

と言っていたはずですし、

 

「ふつう程度なら、それで十分です」

 

と言っていたこともあるでしょう。

 

では、5教科0-199点はふつうの範囲内でしょうか。

「ふつう」の守備範囲、そんなに広かったでしょうか。

少しでも子どもの進学について希望があるなら、難易度が高いなら、倍率がそれなりにあるのなら、あなたはしっかり準備することです。

他山の石は、すでにあります。

数字で出ています。

数字を見れば、子どもの気持ちはよくわかります。

やる気は、中3の11月になってもありません。

約37%もありません。

 

12月11日に出版された「科学的根拠で子育て」に

 

「時間投資の効果は子どもの年齢が小さいときのほうが大きい」

 

という項目があります。

長岡では

 

「小さいうちから勉強なんて」

 

「子どもの時は遊べばいいんだ」

 

と言われます。

これが長岡の常識です。

ですから、中3の11月に5教科0-199点が約37%です。

 

思い込みは怖いです。

言われて信じる側も怖いです。

 

「小さいうちから勉強なんて」

 

「子どもの時は遊べばいいんだ」

 

と言われるのを真に受けて、中3の11月に5教科0-199点で

 

「よっしゃーっ！」

 

と言えますか。

 

英語も数学も理科も、一番のボリュームゾーンは20-29点です。

6歳の時には

 

「医者になりたいです」

 

と言っていた生徒も、この中にいるでしょう。

だいぶ夢と差がつきましたね。

責任は誰にあるのでしょうか。

責任者を探しましょう。

 

親御さんは「子どものやる気を待ってます」と言っていませんでしたか。

「うちの子は大丈夫です」と言っていませんでしたか。

「小さいうちから勉強なんて」と言っていませんでしたか。

そうですか。

では、正解はわかりましたね。

 

中3の11月に5教科0-199点が約37%という事実、誰が責任持って挽回の手助けをしてくれるでしょうか。

2030年代にこうなる未来が嫌なら、

 

「時間投資の効果は子どもの年齢が小さいときのほうが大きい」

 

というエビデンスに従って、あなたはしっかり教育してください。

中3の11月に5教科0-199点が約37%、英・数・理、一番のボリュームゾーンが20-29点で叶う長年の夢なんて、どんな夢を描いていたのか、夢の中身を疑います。

 

あなたはやりましょう。

あなただけはやりましょう。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園3名受験全員合格（2024年10月26日）

 

2024年3月長岡高校に合格しました。

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長岡高校（普通科）合格

 

小学1年生が数学検定3級（中3レベル）合格しました。

 

小学3年生が漢字検定5級（小6レベル）合格しました。

 

小学4年生が英語検定3級（中3レベル）合格しました。

 

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