高校数学に進んだこと、息子自身驚きながら報告してくれました（小6保護者）

高校数学に進んだこと、息子自身驚きながら報告してくれました。

3級の数学検定はこれからですが、今年度中に高校数学に進むことを目標にしていたので嬉しそうにしていました。

また日々コツコツと頑張ってほしいと思います。

（小6保護者）

 

何の前触れもなく、教室に来たらいきなり高1の数学だったので驚いたでしょうね。

見る限り、どう考えても今受けても数学検定3級（中3レベル）に合格できると思いましたので、これは高校数学に入った方がいいだろうと思い判断しました。

ふつうの公立小学校の6年生ですが、中学受験がありませんので、思い切って先に進めます。

 

彼を指導していてつくづく楽なのは、読解力があるところです。

読解力がないと、たとえ先取りしていた人たちも、小3でちょっと

 

「あれ？」

 

と思い、小4の秋にもなると、小2で無双していた時代が懐かしくなります。

そして、小5になると、

 

「そう言えば最近100点取ってないな」

「人生で最後の100点っていつだっただろうか」

 

と、正規曲線のちょうど真ん中、ごくごく一般的なふつうの子になります。

 

このケース、こちらは見飽きていますが、当事者は初めてのことなので、

 

「うちの子だけはそうはならないんで」

 

と、先人の失敗から学ぶ気持ちもなければ、その情報を取りに行くことさえしません。

ですから、どんなにプライド高い親の子どもでも、ありきたりの失敗パターンにはまります。

 

彼の場合、計算のスピードが特に速いわけではないのですが、文章の読み間違いが滅多にありません。

これは指導していて本当に助かりました。

小学低学年の場合は、文字が読めるだけで100点取れますが、学年が上がるにつれ、文章が読める、内容を把握できる、それを活かすことができるところまで要求されます。

 

「計算はできるんですよ」

 

という人は嫌と言うほどいます。

ただ、それでは正規曲線のちょうど真ん中、偏差値50です。

 

「長岡市内で偏差値50で満足ですか？」

 

と聞かれて不愉快なら、わかっているのに放置してきた読解力と向き合うことです。

 

読解力があれば、小6の10月に中学数学が終わります。

読解力があれば、小6の10月に高校数学が始まります。

 

計算力を武器に無双するのは快感です。

快感ですが、溺れるほどその快感に酔いしれないことです。

小1から小3の夏までふわついたツケは、小4以降の分数、割合でしっかり回ってきます。

小1、小2で無双していた子どもが、小6で平凡な点数を取るのはふつうのケースです。

ふつうなのですから、もう、その時点で地元ナンバーワンの高校は諦めることです。

 

ふつうとは、偏差値50です。

「ふつう」で受験できる高校、長岡市内で検索してみてください。

自分がいかに現実を甘くみているかわかると思います。

 

読めない、聞けない、書けない、言っている意味がわからないというのは、日常生活ではいつまでも許してもらえます。

ちゃんと聞かないと怒られるという時代は終わりました。

ですが、受験は競争社会そのままです。

合格体験記に

 

「本当に読むのが嫌いでよかったです」

「先生の言っていること、何ひとつわかりませんでしたが、無事合格できました」

 

という言葉が載ることはありません。

と言いたいのですが、最近の推薦入試事情を知ると、そんな未来が訪れる可能性がかなりありそうで怖いです。

 

ただ、上位校を狙う方には、どうしても読解力が必要なのは変わりません。

読解力があれば、小6でも因数分解や有理数、無理数を扱えます。

また、数学でそれだけのゆとりが持つことができれば、将来英語や理科、社会に時間を割くこともできます。

 

これからもスポーツと両立しながら頑張ってください。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

2024年3月長岡高校に合格しました。

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長岡高校（普通科）合格

 

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