時間ごときに負けるようでは、志望校に選ばれる人間になれません。

その世界に入ってやっと知ることができます。

知った瞬間の保護者の反応はほぼ同じ、

 

「うち、間に合いますか？」

 

です。

 

常識という言葉は、強者が弱者に対してだけ使用が許されているような気がして好きではないのですが、目標が決まれば、

 

「⚪︎歳でこれぐらいできて常識」

 

と、その場合の常識が決まります。

そして、この常識は守った方がいいです。

 

うまくいかない親子の行動パターンは同じです。

うまくいかない場合、必ず自分の我を出します。

 

能力が高ければ、それでもなんとかなるかもしれません。

ですが、能力が低く、思い込みで行動すると、基本的に親の学歴に届きません。

 

それは、同級生がもっとやっているからです。

高い目標を掲げれば掲げるほど、開始時期と各年齢・学年における到達目標が変わってきます。

それらの情報を全部

 

「はいはい。うちは関係ないんで」

 

とかわした負債は、長岡なら15歳で爆発します。

自意識が高い親にとっては屈辱でしかない、できれば他所の街に引っ越したくなるほどの進学を受け入れなければならなくなります。

 

ですが、それらは全部親の実行の結果です。

親の決断の結果です。

親の思い込みの結果です。

 

忙しかった？

いやいや。

全人類、時間は平等にあります。

時間だけは言い訳にしてはいけない最たるものです。

もし、教室生が私に対して

 

「時間がなくて」

 

「忙しくて」

 

「ちょっといろいろあって」

 

と良心の呵責もなしに言えるような鈍感な感性になったら、

 

「志望校のランクを下げますっていう匂わせだな」

 

と解釈します。

 

時間ごときに負けるようでは、志望校に選ばれる人間になれません。

また、それを親が弁護でもしようものなら、親子揃って目も当てられません。

 

良心の呵責があれば、まだましです。

 

「どうして自分は家では勉強できない人間なんだ」

 

と自覚して落ち込むのは大事なことです。

どこかの段階で

 

「これは自分には無理だな」

 

と思うからこそ進路変更したり、それでも手に入れたければ誰かの手を借りたりするのです。

 

あなたが今やることは、あなたの目標次第です。

 

「子どもによりますよね？」

 

とかわさないことです。

子どものやる気を12歳まで待っていて、本当にまだ選択肢が昔のまま残っていると思いますか？

まともな頭で考えることです。

 

まわりはとっくに始めています。

何もしていないのに、気持ちだけは先頭集団にいるような気でいたら、将来現実を知った時、子供が壊れるだけです。

夢や選択肢は、まわりが決めます。

自分の人生、決めるのは他人です。

他人に選ばれ、他人に評価されないと進学できませんし、生活もできません。

 

そもそも、まわりから選ばれる子どもにしようと思っていますか？

本人の自由と気分に任せていたら、いつの間にか自然に全部夢が叶うと思っていませんか？

親がコントロールできるところはコントロールすることです。

日本の景気がもっと良くて、これからもさらに景気が良くなりそうな気配がしているなら、そこまで学力や進学についてエネルギーを注がなくてもいいと思いますが、どの業種に就職するかで生涯年収が劇的に変わってくるのですから、かなり手堅く進めた方が無難です。

 

選択肢は、いつまでも残っていません。

椅子取りゲームを軽視しないことです。

みんな本気の中に、

 

「満を持して」

 

みたいに登場したら拍手喝采、みたいなのを期待しないことです。

遅刻した人間が称賛されることは、現実では起きません。

そして、遅刻したおかげで志望校に合格できたということもありません。

 

目標が決まっているなら、目標が高いなら、今やるべきことを今やりましょう。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

2024年3月長岡高校に合格しました。

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