子供が成長できる機会を奪ってしまっていました（年少保護者）

勝負をかけたいと思っている時期から逆算すると

 

これはまずいな…

 

と思う場面が何個も浮かんできました。

自立に繋がることは意識していましたが

 

甘かったなぁ

 

と痛感。

 

（中略）

 

親が手を出してしまい、教えてあげれば出来る事を教えずに、こちらがやってしまっていました。

子供が成長できる機会を奪ってしまっていました…。

 

時間がないから、

まだ年少だから、

早生まれだから、

 

など、言い訳は沢山できますが、

 

（中略）

 

最善を尽くしたいと思います。

（年少保護者）

 

先日実施しました、教育説明会に参加された保護者の方の感想です。

まだ幼児、生まれてからまだ数年ですが、反省のトーンが強く、重いです。

 

痛感

 

とありますが、本当に痛感されたんだろうなと思ったのは、あれから子どもが変わったからです。

説明会を終えてから、たった数十時間で子どもが変わりました。

しかも、保護者の方がずっと気にされていたことをしなくなるという、とても嬉しい変化でした。

 

がんばります

 

と言えば、がんばらないといけませんし、

 

すみませんでした

 

と言えば、次から気をつけないといけません。

発言は、行動責任をともないます。

この方は、

 

痛感

 

と言われたあと、実際に子どもに対しての接し方を変えられたと思います。

保護者の方の、

 

反省したら即行動

 

の姿勢が、子どもの行動を明らかに変えました。

教室での姿が目に見えて変わったのですから、ご家庭ではもっと変わったことでしょう。

 

今回の子どもの変化は、保護者の方が私の話を信じてくれるところから始まりました。

おそらく、保護者の方は勉強は大事だと思い、勉強は大事だと育てられたことでしょう。

でないと、情報を信じ、実行することはあまりないからです。

 

情報を信じ、実行する人は、

 

勉強のおかげで今がある

 

と、多かれ少なかれ勉強や学習、学びに対して感謝の念があります。

ですから、口が裂けても

 

勉強なんて

 

と言わないでしょうし、

 

そこそこできればいいんです

 

人並みでいいんです

 

とも言わないでしょう。

 

できることなら、可能な限り伸ばしたい

 

と思われているのではないかと思います。

 

根底に勉強に対する不信感、あるいは、勉強に対するコンプレックスがあると、情報を得るという最初の入り口で引き返します。

 

ふーん

 

と言ってくれたら良い方で、基本的には全スルー、その場で

 

全否定させていただきます

 

と言われたこともあります。

 

じゃあなんで体験に来たのよ

 

と思ったことでしたが、勉強で苦労する子どもには、

 

まぁ、そうなるか

 

と思える親がいる確率が高めだとは思います。

 

時間がないから、

まだ年少だから、

早生まれだから、

 

など、言い訳は沢山できますが

 

の部分は、なかなか勇気のいる感想です。

そこまで厳しい目を、よくご自身に向けられたと思いました。

ただ、それだけ厳しい目を向けるからこそ、

 

子どもの成長のためには、私が変わらないと

 

と思われたのではないかと思います。

 

教室には早生まれの方何十%かいらっしゃいますが、皆さん早生まれについて言及されたのは、体験の時の１回きりの方が多いです。

 

早生まれを言い訳にしちゃダメだ

 

と思われるのか、それについてはグッと口をつぐみ、実行、実行、また実行されている方ばかりです。

無制限コースの方の中にも何名も早生まれの教室生がいますが、その保護者の方から一番感じるのは根性です。

根性剥き出しの方はいませんが、根底に根性や気の強さを感じます。

 

時間がないから、

まだ年少だから、

早生まれだから

 

は、言い訳にして全然良いものです。

まわりも異論はないでしょう。

ですが、それを飲み込み、腹におさめて行動に転化する姿勢には

 

すごいなぁ

 

と思いますし、親の根性を感じます。

 

まわりから見ると、何の苦労もストレスもなく順調に進んでいるように見えても、その裏では自転車操業、どうにかこうにか辻褄を合わせるのに精一杯、ということはよくあります。

 

今回の子どもの成長は、保護者の方が情報を受け入れ、実行したことによります。

もし実行していなければ、たとえ反省しても痛感しても、子どもは変わらなかったでしょう。

感じるだけ、思うだけでは足りません。

知ったことを、

 

これだけやって、変わらないわけがない

 

と思えるところまで実行することです。

 

ひとつ乗り越えたら、ちゃんと次に越えるものが見つかります。

おそらく、もう次に乗り越えたいものがあるはずです。

これからも少しずつ目の前の壁を乗り越えていきましょう。

 

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