逃げ回っていた時もあったけど、やっといて良かったと思えるように。

自宅を出る前は不安だったのか逃げ回っていたので心配しましたが、ちゃんと取り組んでいる姿を見て安心しました。

（年少保護者）

 

教室に行くのを嫌がる子どもは何名かいます。

ですが、教室に入ると気持ちを切り替えて、みんな課題に取り組んでいます。

 

「親に言われたから嫌々通ったのに、特に何も残ってないじゃない。じゃあ通わなきゃよかった」

 

と、将来子どもに思われないように、やった方が良さそうなことはちゃんとしておくことです。

 

そのひとつが検定です。

検定は形に残ります。

 

「頑張ったおかげで合格できた」

 

というのが、ちゃんと形に残ります。

頑張った結果、中学に合格した、高校に合格したでもいいのですが、途中に目標がないと、人はそこまで頑張れません。

今週末検定がありますが、ma・senkaのような小さな教室でも少なくとも10名は受検します。

おそらく、受けるけど私に伝えていない教室生も何名かいるはずですので、実際は13、4名ぐらいでしょう。

 

将来子どもたちは、まずは学歴、資格で判断されます。

これは事実です。

何しろ人は簡単に人の本当の実力を推し測ることができません。

ですので、学歴、資格を頼りに、その人物を判断することになります。

 

中学生になって、慌てて英検を受ける姿は微笑ましいです。

 

「やっと気がついてくれて良かった〜」

 

と思います。

世間は親ではないので、学歴、資格がなければ、全く相手にされません。

全く、相手にされません。

 

おそらくma・senkaの保護者の方は、その重みが十分わかってらっしゃると思うので意識的に受検されていますし、自由研究や作文コンクール等、形に残って評価されるものにチャレンジされているように思います。

 

自分に残るものがあり、それが評価されれば、

 

「逃げ回っていた時もあったけど、やっといて良かった」

 

と思える日が来ます。

また、日本は学歴社会です。

勉強に関しては、

 

「あなた、勉強頑張ってきたんだね」

 

と認めてくれる機会が多いです。

口に出して褒めてくれることはあまりないかもしれませんが、合格できたり、採用してもらえたということは、

 

「わざわざ言わないけど、ちゃんと認めてるよ。わかるよね？」

 

ということです。

 

地方在住者にとっては、検定を受けるにも一仕事です。

時間がかかり、交通費がかかり、お金もかかります。

正直、手間と思えばすべてが手間に思えてきます。

そうすると、

 

「せっかく検定取ったんだから、それを評価してもらえる環境を探そう」

 

という気持ちになります。

これが大切なことです。

 

認めてもらえない不満は、次元の高いやる気に変わる確率が高いです。

世の中には、

 

「英検持ってるんだ。すごいね！」

 

と褒められる高校もあれば、

 

「あの人、英検持ってるんだって。すごいね…」

 

と引かれる高校もあります。

 

何かを手に入れたら、次は、それを高く評価してもらえるところを探そうという気になります。

そういう人は、大体上手く行くサイクルに入ります。

 

たった１回の申し込みで、人生が大きく変わります。

大袈裟でなく、そうなることは実際あります。

 

ですから、親であるあなたがつくるのは、ストーリーです。

 

「逃げ回っていた時もあったけど、やっといて良かった」

 

と、将来子どもが口にできるように、受けるものは受け、取れるものは取ることです。

学歴、資格は身を守ります。

攻撃力は上がりませんが、防御力は上がります。

人になめられない、バカにされないようにするというのは、生きる上で重要なことです。

そんなことがない世の中が一番ですが、今のところそうなっていないのであれば、自衛することです。

 

年少でも年中でも、今からできることは意外とあります。

勉強で頑張ったことは認めてもらいやすい社会です。

何か興味あることがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

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