集中力に欠ける子どもほど勉強時間を長めに確保。

「集中力に欠ける子どもほど勉強時間を長めに確保」

 

ということに衝撃を受けました。

先生のおっしゃる通り、

 

「集中力がないから短時間で効率よく」

 

と思っておりました。

そして、

 

「短時間で効率よく」

 

が許される基準の厳しさにまたビックリです！

到底うちには当てはまらないので、しっかり勉強時間を確保しなければならないなと思いました。

（幼児保護者）

 

この方はかなり謙遜されているのですが、

 

「集中力に欠ける子どもほど勉強時間を長めに確保」

 

というのは真実です。

 

仕事ができない社会人は、早出、残業、休日出勤して日頃の遅れを取り戻します。

それと全く同じ事です。

 

「うちの子は集中力がありません」

 

「やったら凄いんですけど、すぐに飽きちゃいます」

 

「なので、短時間で効率的な学習ができる勉強法を探しています」

 

の発想はかなり危険です。

時が経つにつれ、トップ層との差は開くばかりです。

 

冷静に考えてみてほしいのですが、勉強は覚えるところまでしないとあまり意味がありません。

解けるところまで勉強しないとあまり意味がありません。

できない子どもはできないのですから、できる子どもより時間はかかります。

 

「できない、しかも時間は短め」

 

で、なぜ、トップ層に追いつき、追い越せると思っているのかさっぱりわかりません。

 

「冬季講習」という単語を使わないのも、親に変な期待をさせたくないからです。

 

たった4日間で人が変わる？

変わりはしますし、嘘ではないでしょうが、4日間で変わる子どもは、そもそも態度姿勢、基礎学力がある子どもです。

学校で180日に1回以上注意されている子どもの親がとる作戦ではありません。

 

集中力がない。

でも、長岡高校、からの国立大学を夢見ている。

 

それなら人より時間をかけて当たり前です。

人と同じではまず無理、さらに、

 

「人の3分の1以下で効率よく」

 

なんて思っていたら、たとえ小3であっても、私なら

 

「行けて農業高校」

 

に設定します。

 

根拠は、子どもの能力ではありません。

親の考え方です。

親の思考回路、OSが頓珍漢だと、どんなアプリを入れようが、どんなキーボードを使おうが、出力されるものには限界があります。

 

「集中力がないんです。なので、週1回がこの子には合っていると思います。ちなみに長岡高校理数科希望です。ま、先の話なんですけど、その頃にはこの子も集中できるようになっていると思うんで」

 

と言われても、

 

「正気か？」

 

としか思えません。

 

「みんなそこまでやってないですし」

 

も、どうでもいいです。

みんなに合わせていたら、専門学校進学率全国1位の空気、平均年収全国44位の風土に飲み込まれます。

 

「そこまでしなくても」

 

は、悪魔の手招きにしか見えません。

 

仮に、手招きに乗ったとしても、それなら目標は低くすることです。

 

「短時間で効率的に長岡高校」

 

は思わないことです。

まず、私は一度も思ったことがありませんし、これからも思うことはないでしょう。

 

目標が高いなら時間は、せめて時間ぐらいは確保することです。

確保できないなら、目標を下げることです。

短時間で叶うなら、すでにあなたの子どもは

 

「勉強がよくできる◯◯さん」

 

として有名なはずです。

そうでないならば、

 

「未来を夢見る起業家だ！」

 

「スタートアップだ！」

 

の気持ちで、思っているより長く、思っているより多く勉強することです。

 

1日10問解く子どもが、1日100問解く子どもに勝つことはありません。

そして、10問の難易度は100問の難易度より低いです。

逆はありません。

 

毎日毎日、コツコツ先頭集団から引き離されているのに、親は見栄とプライドと時代遅れのOSのせいで、まともな判断ができません。

こじらせる前に、

 

「まともな勝ち方って、どんなのだっけ？」

 

と考え直すことです。

 

今やっていることは正しいか。

希望する集団に近づいている手応えがあるか。

数字として残っているか。

 

気持ちなんて、何かのきっかけで全部パーです。

数字があれば、数字さえ残していれば、いくらでも気持ちを立て直すことができます。

 

「やる気になるまで、本気になるまで、短時間で効率的に」

 

を選択できるのは、選ばれた人だけです。

挑戦者の立場で取る戦略ではありません。

子どもの立ち位置を勘違いしないことです。

 

ですが、

 

「やる気はあります。でも、経済的に…」

 

の方の応援はいつでもするつもりです。

そのための無制限コースです。

日本の社会で逆転するには、学歴に照準を定めるのが一番です。

ですが、昨今、その学歴を得る過程でさえも、

 

「生まれと育ち」

 

に支配されるようになってきました。

そこに風穴を開けたいと思っての無制限コースです。

 

どんなに受けても、3歳も¥27,000ですし長岡高校理数科2年生も¥27,000です。

それ以上支払っている方はひとりもいません。

 

伸ばすには、どうしても時間がいります。

スポーツでも音楽でも、練習不足は話になりません。

趣味ならいいですが、結果を出す、さらには将来の年収を上げるという目標があるならば、

 

「とにかく短時間で」

 

「まずは一番少ない回数で」

 

は、率先して最下位を狙いに行っているとしか思えませんし、人はその姿を見て憧れません。

そして、最下位狙いは、

 

「うまくいけば最下位。下手したら不合格」

 

の危ない選択です。

 

「持続可能な社会」

 

と言われる時代、どう考えても合っていません。

 

手にしたい結果があるのなら、自ずと途中過程が決まります。

まともなプランでまともに学習しましょう。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

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