学習面だけでなく、うちの娘2人は同年代のお友達に刺激を受け、あいさつもすごくよくなりました。

夏休みが終わりました。

授業が始まったということは、復習に専念できるボーナスタイムは終わったということです。

今抱えている苦手意識を持ったまま過ごすことになります。

 

今、

 

「この夏、本当にうまくいかなかった」

 

と思われている方、受験まであと何回日曜日があるか数えることです。

そして、

 

「あと◯回の日曜日、どうせほとんど無意味に過ごすんだろうな」

 

と重たい気持ちになるのなら、何かを変えることです。

親であるあなたの見通しは当たります。

生まれてからどれだけいろんな姿を見てきたと思っているのですか？

良い予感も悪い予感も当たります。

 

「どうせやらない」

 

「やる気になってもやり方を知らないんだから結局できない」

 

「申し訳ないけど、私も教えてあげられない」

 

というのなら、あなたが望む結果が出ているところを見てみることです。

 

今のご時世、能力に凸凹がある子どもは、

 

「凸を認め、凸をさらに伸ばしましょう」

 

という空気があります。

ですが社会的には、その人の凹に対してまわりが耐え難いストレスを感じると、

 

「ちょっと一緒に働くのは無理かな」

 

「ごめん。他をあたってくれるかな？」

 

となります。

凹に対して、本人の方がよっぽど苦労しているのですが、それを理解し、カバーしてくれるゆとりのある会社がいったいどれだけあるのだろうかと思います。

 

弱点は、克服できる時に克服することです。

保護者の方に

 

「やってみようと言っても怒るし泣くんです」

 

と言われたこともありますが、それでも克服しておいた方が絶対良い、ということはあります。

 

挨拶しない子は決まっています。

靴を揃えない子は決まっています。

ドアを閉めない子は決まっています。

鉛筆を落とす子は決まっています。

消しゴムで綺麗に消さない子は決まっています。

目が泳ぐ子は決まっています。

背中を丸めている子は決まっています。

 

これらの姿勢を変えようと、日々授業しています。

 

 

マセンカの教室での環境も、先生が子どもたちのことを深く理解してくださり、ライバルの存在や、より集中できるようたくさんの工夫をされていることも知ることができました。

学習面だけでなく、うちの娘2人は同年代のお友達に刺激を受け、あいさつもすごくよくなりました。

「こんな教室他にない！」

という驚きと、子どもの成長に嬉しく思っております。

（小学生保護者）

 

 

変えようと思うと変わります。

年齢が低ければ低いほど、変えられる可能性はあります。

ですが、親が

 

「この子のこういう部分も、みんなに認めてほしいんですよね」

 

と、子どもを伸ばすより先に社会への期待と依存を求めると、それはあまりうまくいきません。

人は、

 

「この子、挨拶苦手なはずなのに挨拶しようとしてるな」

 

「前は脱ぎっぱなしだったのに、最近靴を揃えるようになったな」

 

という姿を見ると、応援したくなります。

まだできていなくても、変化の兆しが見えていると、人は応援しようという気になります。

 

その反対が、

 

「どうせ」

 

です。

 

「どうせあの子はこれから先もずっと挨拶しないまま」

 

「どうせあの子はこれから先もずっと靴を揃えないまま」

 

とジャッジされると、ほかのことも

 

「どうせやらないんでしょ」

 

と思われかねません。

 

伸ばせるうちに伸ばしましょう。

克服できるうちに克服しましょう。

うまくかわして、避けて通ってもいいですが、必ずどこかで向き合う日が来ます。

 

高校受験、大学受験でも、困った親子ほど

 

「お得な学校」

 

を探します。

通っている間はお得かもしれませんが、結局就活で大敗を喫します。

 

「あなた、今の学校、お得と思って通ってるでしょ？ごめん。ただの実力不足としか思わないのよ」

 

と言われることもなく書類選考で落とされます。

 

親子にとってお得な道は、世間から見れば楽な道です。

 

「この人、楽しようとしたな」

 

「自分の長所を見てくださいって思ってるんでしょ？ぬるいな。その弱点、目立ちすぎるのよ」

 

とお見通しです。

 

「同年代のお友達に刺激を受け、あいさつもすごくよくなりました」

 

ということですが、変わる環境にいれば自然に変わります。

 

「ちゃんとしなさい！」

 

と怒ることもないですし、

 

「もう一回やってごらん！」

 

と詰めることもないです。

言われてできるぐらいなら、今の状態にはなっていないはずですし、言われて変われるなら、その子は能力が高すぎです。

人は言われたぐらいでは変われません。

 

「今のままじゃダメだ」

 

と思うのなら、何か手を打つことです。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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