欲が強い子どもが結局伸びる。

子どもたちを見て思うのは、欲が強い子どもが結局伸びるということです。

先日、ある生徒に

 

「点数取りたくて取りたくて仕方ないでしょ？」

 

と聞くと、黙って頷いていました。

 

このような生徒は伸びます。

 

欲があるのは素晴らしいことです。

取りたい点数があり、行きたい学校があり、なりたい職業があるのは素晴らしいことです。

 

「それを叶えるために、できることがあるならば」

 

という姿勢で日々授業しています。

 

欲があると、目標が決まります。

10年後の目標、5年後の目標、1年後の目標、半年後の目標、次回のテストの目標、今週の目標と、綺麗に逆算して考えることができます。

 

「だから今これをやろう」

 

と集中できます。

 

集中できるのは欲があるからです。

欲がなければ中3の8月でも、宿題さえ終わらず、受験のことを考えることもありません。

いつまでたってもピンとこない子どもを見るのはつらいです。

今まで育ててきて、

 

「やったらできるのに」

 

とわかっているからこそ、まだピンときていない姿を見るのはつらいです。

 

子どもの欲が見えたら、それを肯定しましょう。

無欲の勝利は、学業でも難しいです。

欲があった方が有利です。

欲があるならば、その欲を完全燃焼できる環境で学ぶことです。

 

先日、

 

「結局遺伝なんですか？先生はどう思われますか？」

 

と聞かれました。

 

「遺伝の影響は確実にありますが、いくら遺伝的に優れた素質を持っていたとしても、それを伸ばす環境がなければ、その能力は表に出てこないので、環境はできるだけ整えて『親としてできるだけのことはやった』というのが大事だと思います」

 

と答えました。

 

もし、遺伝的に才能があったとしても、環境のせいで表に出てこないケースはいくらでもあると思います。

今はネットで情報は得られますが、人が大きく変わるのは、自分に合った環境に身を置いた時です。

 

 

今日、高校の面談がありました。

 

「理数科目中心にバランス良く伸びているからこの調子で」

 

と言われました。

担任の先生は◯◯から◯◯の勉強法と取り組む姿勢がとても良くなったと感じていたそうです。

ちょうどma・senkaだけで勉強するようになった頃です。

先生のご指導と良い環境のおかげです！

感謝致します。

（長岡高校理数科2年生保護者）

 

 

通知表を確認しますと、ちょうど1年で、理数科81名の中で順位を24位上げています。

まわりのみんな勉強熱心な中で順位を上げるのは大変なことです。

公立中学校で、全然勉強してこなかった人が急に勉強を始めて順位を上げたのとは訳が違います。

長岡高校理数科なら、入学時の順位と卒業時の順位に、大幅な動きはないはずです。

 

伸びたのは、この生徒に欲があるからです。

入塾前の面接で、私に

 

「勉強に時間を捧げる覚悟はありますか？」

 

と聞かれ、親の目の前で

 

「はい」

 

と答えた生徒です。

有言実行が続いた結果が、今出ていますし、まだ伸びしろがありますので、まだ上を目指してほしいと思います。

 

あなたのお子様には欲がありますか？

あなたにも欲がありますか？

欲を満たすために完全燃焼できていますか？

完全燃焼できる環境はありますか？

 

可燃性の素材でも、きっかけがないと発火しません。

できるはずの遺伝子を持っていても、親がきっかけをつくらず、学ぶ環境を用意しなければ、その才能は表に出てきません。

才能は、そうは簡単に表に出てきてくれません。

ですから、熱心な方は皆さん環境をつくることに真剣になるのです。

 

やれば子どもは変わります。

欲がある方、一緒に頑張ってみませんか。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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