子どものやる気に頼らない。

あと1週間で夏休みになる小学生もいます。

8月の受講予定を多くの方からいただきました。

受講予定をいただくと、

 

「いよいよ夏休みになるんだ」

 

という気持ちになります。

今年の夏も、何名か県外から受講に来られる予定です。

それも1日や2日ではなく、10数日の予定です。

ありがとうございます。

 

目標があるならば、詰め込んで当然です。

このままでは目標に届かない自覚があるならば、今以上にやって当然です。

 

「子どもが嫌がるかも」

 

を気にした結果、18歳で選択肢があまりにもないことに気がつくのは悲惨です。

 

優しい親と甘い親はちがいます。

将来の選択肢を少しでも増やそうとするのは優しい親です。

 

「やろう、って言ったら怒るもんね」

 

と言って避けるばかりの親は甘いです。

優しそうで思いやりがありそうですが、そのことで選択肢が減ることぐらいとっくに知った上での発言ですから、相当冷たい人間です。

こういう態度こそ冷酷です。

 

「大切な未来の選択肢を、よく捨てられるなぁ」

 

と不思議でなりません。

 

どうしてもできない、無理な場合なら別ですが、

 

「本当はこんなレベルじゃないのにな」

 

と思うのであれば、そこで子どものやる気に頼るのではなく、親が勇気を持って学ぶ設定をすることです。

この夏休み、県外から来られる方が1名や2名でなく、数名いらっしゃいます。

子どものやる気や、偶然の出会いに任せていては、運も縁も味方してくれません。

 

大事な時、スマホの情報が頼りになりましたか？

きっかけはくれますが、子どもが変わるには情報だけでは不足です。

やってみる、という経験がいります。

 

自信を持っている小学生や中学生でも、やってみると、思ったほど解けない、悲しいほどすぐ忘れる、という経験をします。

そこで、自分がどのような人間かわかってきます。

何が得意で、何が不得意で、どんなことを覚えやすく、どんなことを忘れやすいか、何を覚えるのに時間がかかるか等、ちゃんと取り組んだことで、やっと自分自身について知ることができます。

その時に、

 

「こうしたらどう？」

 

というアドバイスは効果があります。

コツを伝えられるのは、本人が課題にしっかり向き合った時だけです。

やる前に、その子どもに響くコツを伝えるのは無理です。

コツは、人それぞれちがうからです。

 

「子どもに気を遣って、言いたいけど言えません」

 

と言われる方は、そのことで何を得て、何を失うか書き出すことです。

紙の真ん中に縦線を書き、右と左にそれぞれ書き出すことです。

その時、

 

「これを失うのだけは絶対嫌！」

 

と叫びそうになったら、それはやった方がいいです。

子どもには子どもの人生がありますが、環境整備は親にしかできません。

とりあえず環境をつくってみて、やってみて、その上で判断してみればいいのです。

 

「やった後悔とやらなかった後悔はちがう」

 

と聞きますが、やってみてうまくいかなくても、まだまだ挽回のチャンスがあります。

また、失敗ほど素晴らしいインプットはありません。

うまくいかなかった時こそ、

 

「あぁ、今こういうのができないって知ることができて良かったね。今からなら全然間に合うよ」

 

と親子で話すことです。

 

時間は平等にあります。

できない生徒とその保護者は必ず

 

「忙しくって」

 

と言います。

なぜか忙しいのです。

不思議なもので、できない生徒ほど忙しいそうです。

 

忙しいを理由に納期に間に合わなければ、次の仕事はありません。

学歴社会が最高とも思いませんが、勉強を軽視してきた人の〆切に対する甘さ、ぬるさは、まぁまぁカチンときます。

 

何歳になっても、時間は一向に増えません。

同じ時間の中で、それぞれ試験日までにやれることをやることです。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

＞＞＞

新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

お問い合わせはこちらから

＞＞＞

幼児教室無料体験

 

体験について、直接聞きたい方は

0258-86-6341（無限に皆良い子）

に電話をして、