途絶えたら落ちるのは一瞬（高校生保護者）

疲れたから今日は勉強しないで休もう。

途絶えたら落ちるのは一瞬。

わかってはいても継続するのは難しいので、ma・senkaの環境の力・習慣の力を利用して短時間でも受講する選択をして良かったと思います。

そして、それでも寛大に受け入れて下さる先生に感謝致します。

（高校生保護者）

 

来週体育祭ですので、教室到着時刻がいつもより遅くなります。

教室に着いた瞬間

 

「よく来たね。今日は休むかと思った」

 

と伝えましたが、皮肉でもなんでもありません。

体育祭の盛り上がりと、当日までの練習の激しさを聞いていますので、この時期は休んでも仕方ないとこちらが思っています。

それでも来たのは、本人の意志を感じます。

 

「次のテストは…目指します」

 

と言われました。

高い目標でしたが、今の力なら持っていい目標だと思います。

また、その目標を達成するには、どうしても気になる苦手教科をどうしても克服しないことには達成できません。

これは本人、親、私の三者全員の共通見解です。

ぜひ頑張って克服してほしいですし、得意の数学、やっと成果がで始めた英語もさらに伸びてほしいと思います。

 

生徒本人も頑張っていますが、こちらの保護者の方から、そういえば

 

「そこまでしなくてもいいんじゃない？」

 

「そんなに無理しなくても」

 

という言葉を聞いたことがありません。

それが本当に良かったと思います。

こういう時、

 

「良かった」

 

とも軽々しく言えない世間の空気を感じますが、18歳にもなっていない時期、ガンガン野心を持って進んでいい時期に

 

「そこまでしなくてもいいんじゃない？」

 

「そんなに無理しなくても」

 

は余計、というのが私の基本的な考え方です。

若さは絶対的な武器なので、使える時に使えるだけ使えばいいと思います。

高い目標を掲げて邁進すれば、たとえ目標に届かなくても、次、また応援したくなります。

中年を超えてうっかり高い目標を掲げたら、

 

「身の程を知れ」

 

「昨年度の源泉徴収票をよーく見てみろ」

 

「己の実力不足をピントが合ったり合わなかったりする初期老眼でじっくり見つめろ」

 

「その上で、まださっきの目標を掲げるつもり？」

 

と言われます。

 

有名なゲームに

 

「いのちだいじに」

 

「じゅもんをつかうな」

 

という作戦がありましたが、今は明らかに

 

「ガンガンいこうぜ」

 

一択です。

体力の消耗、気力の消耗を気にしている場合ではありません。

ネットや書籍を読むと

 

「無理させないで正解」

 

と自信たっぷりに言っているのを見かけますが、それは子どもの将来の目標によります。

たとえば、長岡市から国立大学を目指すなら、学部を問わず、公立中学校でクラス1位が必須条件です。

2位だと無理です。

この長岡市の環境で、

 

「そこまでしなくてもいいんじゃない？」

 

と言っていたら、どこまで落ちるのか心配になります。

目標が高い人にとっては、2位では本当にダメです。

 

「この子は私から見ても本当に頭良いんで、やる気になったらすごいと思います」

 

と特に目立つこともなく中3でちょうどクラスの真ん中程度なら、3年後履歴書を埋められるような資格を取れる高校を目指すことです。

大学、しかも新潟大学なんて口にするものではありません。

あまり言いたくないですが

 

「身の程を知れ」

 

と言われても仕方ないほど親子揃って自己評価が狂っています。

壊れた目で実力不足の己の成績を眺めても、外れる未来予測しか出てきません。

 

「途絶えたら落ちるのは一瞬」

 

とありますが、様々な経験をしたからこそ言えることですし、だから子どもに

 

「そこまでしなくてもいいんじゃない？」

 

「そんなに無理しなくても」

 

と言っていないのだと思います。

 

ガンガン進む時にはガンガン進んだ方がいいです。

進んで、進んで、本当に疲れた時にゆっくり休みましょう。

やるべきことをやった後なら、動画を見てもゲームをしても、心から楽しめるはずです。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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