散った時、マイペースを後悔すると思うなら。

「今日、1日何文字書きましたか？」

「今日、1日何単語覚えましたか？」

「今日、1日何問解きましたか？」

それら全て合格者の平均以下なら、ふつうまわりは

「それなら合格しないでしょ」

と思います。

「本当は、やればできるんです」

と思うのなら、すぐやった方がいいですし、人前でもできるようにすることです。

「家ではできました」

「私が一緒だとできました」

「私の前ではちゃんと言えます」

は通用しません。

試験当日、書かなければ加点されません。

聞かれたことに答えなければ加点されません。

「今のままじゃ加点されない」

と思うのなら、少しは加点される努力をすることです。

「それをして子どもが嫌がったら…」

と思うのなら撤退しましょう。

そこまでの欲がないのはよくわかりましたし、向いていないのもよくわかりました。

「いい子だね」

で終わらないことです。

加点できるところまでこだわることです。

受験は競争です。

「本質的な教育を！」

と理想を掲げるのは結構ですが、書けなきゃ0点、言えなきゃ0点です。

「本気出したらできるんだろうね」

という理由で合格させることはありません。

ma・senkaが演習中心なのは、試験当日、結果を出すためです。

結果が出ていないのに

「うちの子を信じられないんですか！」

書けた人から受かります。

話せた人から受かります。

それを知りつつ、

「今は書けないし話せないけど、時期が来たら自然に書けて話せるようになりますよね？」

と手を抜いてくれるおかげで、ma・senkaのような小さな教室にもチャンスが回ってきます。

「そこまで書けるようにしないといけないんですか？」

「そこまで話せるようにしないといけないんですか？」

と思われるかもしれませんが、仕方ないのです。

受験は競争です。

あなたのマイペースを認めてはくれますが、合格はさせてくれません。

外に認めてもらうことより、自分のペースを選択した結果です。

散った時、マイペースを後悔すると思うなら、多少はまわりにチューニングを合わせることです。

誰もが忙しく、時間がなく、面倒で、手間がかかることは避けたいです。

それでも、子どもの将来を考えた時、選択肢がどれだけ残っているかというのは、それまでの経験の蓄積で決まります。

「何もしてこなかったおかげで、今の高い社会的地位と経済的ゆとりがあります」

はないです。

「ほかの年長さんはどんなことしてますか？」

「ほかの年中さんは、まだそこまでやってないですよね？」

じゃないです。

「私の子ども、間に合うんだろうか？」

に向き合うことです。

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

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