中高生にサンデー毎日を見せながら話しました。
昨日、中1から高2まで合計5名の生徒に、昨日ご紹介した「サンデー毎日」を見せながら話をしました。
一番多く使った言葉は、
「無理」
です。
なぜ、今から頑張らないと無理なのか。
なぜ、高校から頑張るつもりでは無理なのか。
なぜ、この高校でないと無理なのか。
本来、あまり「無理」という言葉は使わない方がいいです。
私も滅多に使わないですし、そもそも、無理に思えるところを逆転させたいと思って指導しているので、始める前から「無理」と言うのは好きではありません。
ですが、中学生にもなって、あまりに現実離れした考えを持っていると、後に待っているのは悲劇と不幸です。
算数の文章題でやたら間違う子どもの特徴に、
「思い込みが強い」
というのがあります。
書かれているのに読みません。
読むぐらいなら、適当に数字を見つけて足したり引いたりしたい。
もし間違えたら、また適当に直せばいい。
だって、親も
「凡ミスしたのね」
「惜しい!」
ぐらいで許してくれる。
そんな環境で育つと、いつまでも正しく読めるようになりません。
それと同じことが、高校の大学合格者数の分析に出てきます。
できれば、自分の母校について悪く言いたくはありません。
大切な身内や友人が通った学校のことを下げるようなことはいいたくありません。
全然合格者が出ていなくても、
「本当は頭良い人いるけどね」
と、事実を前にしていても、
「私だけが知る真実」
を口にします。
だから、昨日散々
「無理」
と言ったのです。
大人になると、現実に思い出が勝ちます。
そんな色眼鏡で見たら大失敗します。
叶うはずの夢も叶いません。
私は、教室生全員の夢が叶ってほしいと思っています。
ですから、合格者数という数字を見て、
「今年はこうだけど、お母さんの母校の方が本当は上だけどね」
と負け惜しみを言わないで、正しく進路を決めてほしいです。
その大学に行きたければ、この高校に普通は行くしかない。
その高校に入ったら、普通はその大学は無理。
15歳で大学進学は決まる。
逆転の可能性は考えないこと。
という話をしました。
中3にもなってまだ芽が出てなかったら、それはもう
「諦めなさい」
という神様からのメッセージです。
ものには限度があります。
「アイドルになりたいな、と思っても、年齢制限があるでしょ?こんなおっさんがなりたいって言ったら怖いでしょ。同じように、受験も年齢制限があるのよ。それは15歳。15歳でどこの高校に行くかで完全に決まる。楽に入れて伸ばしてくれる、お得な高校はひとつもない」
と話しました。
大学進学を考える時、年齢制限も同時に考えることです。
そういつまでも可能性の門は開いていません。
15歳で決まるということは、12歳で決まるということです。
12歳の時にどれだけ勉強する姿勢ができているかが勝負です。
12歳で決まるということは、10歳で決まるということです。
10歳の算数は、抽象的な概念がガンガン出てきます。
そこで嫌いになった、そこで躓いた子どもは、12歳の時にはすっかり
「算数苦手」
に仕上がっています。
ですので、
「年長なのに、こんなに先取りしちゃいましたー」
と間抜けな顔して喜んでいたら、10歳でその夢全部抹消されます。
10歳の時、どれだけできているかです。
内容はもちろん、取り組む姿勢、集中力の持続、処理速度、それらのスペックをどこまで意識して上げられるかです。
大事なのは、意識することです。
「いつのまにか」
「気がついたら」
「なんとなく」
「普通にしてたら」
はありません。
意識的に伸ばすことです。
「そういう能力って、いつのまにか伸びるものですよね?」
と、長岡で言ってはいけません。
ここはそんなに都合が良い土地ではありません。
ね?
もう思い込みが現実に勝つでしょ?
「ふつうに過ごしてたら、ふつうに集中力もついて、ふつうに語彙も増えて、ふつうに合格するでしょ。ふつう」
と思っていたら、今すぐ誰かに鼻を拳で力いっぱい殴ってもらいましょう。
あまりにも甘すぎます。
そんな意識で過ごしておいて、
「この中学校なら、もう少し何か手を打ってくれると思ったんですけどね。がっかり」
と言わないことです。
それは他責思考と思い込みの強さのハイブリッド、疫病神以上死神以下です。
むちゃくちゃ悪いことは起きるが、死ぬまでには至らないレベルです。
上記のような話をしましたが、もちろんこれは中高生相手だからした話であって、幼児や小学生に聞かせる話ではありません。
でないと、
「学ぶって、楽しんだ」
という基本がつくられません。
基本があるから、10歳からブーストをかけられるのです。
基本がない状態で、
「傾向と対策!」
と言っていると、特に楽しくもなく、特に目標も生まれず、
「他の同級生はどんなことしてますか?」
とまわりを伺い続ける空虚で肩身の狭いなだらかに右肩下がりの人生を小学生のうちから送ることになります。
夢を持つのは大事なことです。
「人はその掲げる目標までしか伸びない」
と言われています。
目標があれば、
「ここまでやって叶わないのはおかしい」
と思うところまで努力することです。
進学、進路には年齢制限があります。
やる気を待っている場合ではありません。
やる気が生まれるように、やる気が冷めないように環境整備をすることです。
サンデー毎日を見せながら、
「そりゃみんな頑張ったと思うよ。高3ならみんなさすがに頑張ったと思うよ。でも、これが結果なのよ。この数字が現実。だから、やっぱり15歳で決まるのよ。13歳や14歳で頑張れない人は、そもそも大学進学に向いてないということ」
と話しました。
「中3受験の冬まで、あと何日ある?日曜日は何回ある?そのうち部活で何回潰れる?まともに勉強できる週末って、受験までにあと何回ある?その日、1日何時間勉強すれば合格できると思う?」
とも言いました。
そう時間はありません。
環境が整っていないなら、整えましょう。
親が子どもにできることは、より一層良い環境を準備することです。
学ぶ環境が整えば、親は家庭で穏やかに過ごせます。
学ぶ環境がなければ、
「15歳にもなるのに、まだ私がここまで子どもの勉強の面倒見ないといけないの?しかもいくら見ても成績上がらないし。大体私にそんな指導力ないし」
と不満がたまります。
環境、変えてみましょう。
消耗している場合ではありません。
はやく改善して、はやく結果が出る道に乗りましょう。
2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。
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ma・senkaは、
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いつもありがとうございます。
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想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。
親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。
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