算数検定9級、11級合格（小学生）

小学生が算数検定9級、11級に合格しました。

 

算数検定、おかげさまで無事合格いただきました！

ご指導ありがとうございました。

（小学生保護者）

 

合格して当然とは思っていましたが、合格の結果を目にするとやっぱり嬉しいですね。

 

算数検定は英語検定と比べるとあまり認知度は高くないですが、どの級でもオーソドックスな問題が出ているので、中学受験がなく、今の子どもの学力を客観的に知る機会があまりない地方在住者にとって目安になるので、

 

「うちの子の算数の力って、どの程度なんですか？」

 

と気になる方には勧めています。

オーソドックスということは、裏を返せば

 

「これぐらいの問題はできておいてほしい」

 

ということでもあります。

検定で、完璧にできていなくてもいいのです。

 

「やっぱり計算ミスしちゃったか」

 

「相変わらず3行以上の文章題はスルーなのね」

 

という問題点が見えたら、それを次の検定までに克服しようとすればいいのです。

 

検定のいいところは、

 

「これぐらいの問題、親に読んでもらったり、先生に説明してもらわなくても、あなたひとりで読んで、あなたひとりで考えて解けるよね？もう○年生なんだし」

 

という、突き放した感じがあるところです。

 

今は親も先生も

 

「わかりやすく」

 

と

 

「言語化」

 

です。

 

子どものために噛み砕いて噛み砕いて、できるだけ効率的に解かせようとします。

 

「迎合」

 

と言いたくなるほど、大人が子どもに気をつかいます。

 

効率的に解かせようとするので、子どもは勉強自体にあまり興味関心を持てません。

傾向と対策ばかり考える親の子どもがいつもつまらなさそうな顔で勉強しているのはそのためです。

つまらない気持ちになるのは親のせいです。

 

「わからない」

 

「どうすればいいんだろう」

 

と自分で考える経験を通して、自分で考える姿勢をつくることの方が余程効率的です。

 

傾向と対策をいつも考える人が好きになれないのは、自分のことしか考えていないからです。

 

「人のために何かする」

 

という気持ちが欠落しているように思います。

 

「自分がもらうこと、自分が得すること、自分だけうまくいくこと、そればっかり考えて生きてるんだろうな」

 

という人に、効率的に成長できる方法を教えようという気に、まわりはなりません。

ですので、傾向と対策、効率を追い求める人は、結果的に誰からも良い情報をもらえないので非効率な人生を歩むことになります。

 

誰も躓いていない通路で、ひとりだけ躓く音が響き渡ります。

気の毒です。

 

得しよう、得しようと思っていた人が報われず、回り道をして馬鹿にされていた人が、思わぬところから評価され、人生が一変する物語が昔話に出てきます。

得なのか、回り道なのか、一瞬考えてみてもいいことかもしれません。

 

検定は、馴染みのない場所で、いつもとちがう雰囲気、いつもと違う気持ちで受けるのが子どもにとっていいと思いますし、そのように言われていた保護者の方もいらっしゃいました。

時間もかかれば、お金もかかります。

考え方によっては、とても非効率です。

ですが、子どもの人生で考えてみると、そのような経験ができる機会は、実はあまりありません。

経験が得られる、その上で考え方が変わる、目線が変わることがあれば、こんなにも効率的なことはありません。

 

その判断ができるようになるのも、経験あってこそです。

情報は、あとからどうにでも調べられます。

経験は、タイミングが命です。

どんな経験が得られそうか、今すぐカレンダーで確認して、予定を入れてしまいましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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