本来苦手なはずの数学を短期間でここまで伸ばしてくださり本当に感謝します（中学生保護者）

テスト、数学が難しかったようで、平均は51点だそうです。

子供もマセンカに行っていなければこんなに得点（90点以上）できなかったと思います。

いつも思いますが、本来苦手なはずの数学を短期間でここまで伸ばしてくださり本当に感謝します。

また、前回の反省を元に強化した漢字や英単は満点が取れていたりと、分析→計画→実行がうまくいったのもありました。

先生に

「正しく自己分析できている」

と言っていただけたので、あとはそれを元にしっかり計画→実行に移すことができるよう私もサポートしたいと思います。

（中学生保護者）

 

本来苦手なはずの数学。

そうですね。

それがきっかけで入室していただきました。

実際に勉強を見ていて思ったのは、

 

「数学が苦手というのは謙遜じゃなく、本当に苦手なんだろうな。そして、算数の時点で苦手だったんだろうな」

 

ということです。

 

「外から見ると中学校の数学、中身は小学校の算数」

 

という問題はよくあります。

濃度、はやさは典型です。

その分野ができなくはないですが、小学生の時にやりこんでないのはよくわかりました。

 

そこからどうやって平均点より40点も上の点数を取れるようになったかと言いますと、理解と努力です。

 

数学の解き方には作法があります。

作法の裏には理由があります。

 

「なぜならば」

 

という理由を理解すると、道理にあった解き方を自然にするようになります。

 

理解をしたら、努力することです。

この場合の努力は、自分で考え自分で解くということです。

わかった気になるのと、実際に時間内に解けるのにはとてつもない隔たりがあります。

定休日以外すべての曜日、すべての時間通い、私の目の前で解き続けました。

解かないとできるようになりません。

また、自己流で解いた気になってもできるようになりません。

 

「こんなに大変なの、いつまで続くんですか？」

 

ということを乗り越えた人が、進学先を選べます。

今年度の新潟県公立高校入学試験では、英語と数学だけ平均点が50点以下でした。

その試験で、

 

「英語と数学、難しかった」

 

と言っていたらふつうです。

 

「英語と数学、難しかったけど、多分ほとんどできた」

 

と言えた生徒が新潟高校や長岡高校理数科に進学できました。

 

勝ち取る人はいつも少数派です。

みんなと一緒に

 

「難しかったよね？」

 

「わかる！」

 

と言っているうちは勝ち取る側にまわれません。

 

望む結果があるならば、それに合わせた努力をすることです。

また、英語と数学、どちらも自力克服が難しい教科です。

平均より少し上、でもトップ層には届かない生徒ほど

 

「自分のペースで勉強したい」

 

と言い張り、人に頼らず、助けを求めず、苦々しい結果を仕方なく手にすることになります。

 

伸びる子どもは素直です。

解き方に作法がある以上、それを受け入れるぐらいの気持ちがないと成長はありません。

 

結果を出したいのか、自分を貫き通したいのか。

よく考えることです。

 

2022年10月新潟大学附属幼稚園に3名合格しました。