褒めてもらえて自信になったと思います（小6保護者）

いつもありがとうございます。

集中してやれたようでよかったです！

何か突破できたのですかね。

褒めてもらえて自信になったと思います。

ありがとうございます。

（小6保護者）

 

以前、分数の足し算、引き算で苦労していた小学生が、やっと壁を乗り越えました。

 

「分数、すごいできるようになったね！」

 

と伝えますと、Vサインで応えてくれました。

この小学生、今までそのようなことを一度もしたことがありません。

よっぽど嬉しかったんだと思います。

 

これまで何度も何度も書いては消し、書いては消しを繰り返し、プリントが破れたことも何度もありました。

よくここまで頑張りました。

 

自信は結果がつくります。

結果が出れば、必ず自信になります。

ですから、できなかった時、うまくいかず苦しい時、

 

「あなたならいつかきっとできるはず」

 

「本気出せばできるはず」

 

と言いながら勉強をしないというのは悪手です。

まだ表に出てきていない潜在能力を褒めるだけで実際に解くことをしないと、それは自信にはなりません。

もちろん実力もつきません。

数字にも残りません。

 

子どもが困っている姿を見た時、

 

「なんとかしてできるようにしてあげよう」

 

と思う親と、

 

「本気出せばいつかできるようになるから大丈夫よ」

 

と思う親にわかれます。

 

この小6の保護者の方は、子供の分数が気になった瞬間、面談に来られました。

この行動が、子供のVサインにつながります。

親が

 

「あ！」

 

と思ってすぐに行動したことで、ある意味、間に合いました。

分数に対する苦手意識を中1まで持ち越すと、数学の評定は3が限界です。

4を見ぬまま義務教育が終わります。

 

逆に、分数が扱えるようになれば、小学生のうちに中1数学を先取りできます。

 

先日、分数ができるようになった姿を見て、

 

「年末から中1数学始めるか」

 

と思いました。

 

勉強には、

 

「ここができれば」

 

というポイントがあります。

今回、そのポイントを超えたのは子供本人ですが、その機会をつくったのは親です。

 

「あ！」

 

と思っても、

 

「まぁいいか」

 

と無理に冷静になろうとする親が多い中、

 

「あ！」

 

の不安にちゃんと向き合い、解決に向けてすぐに行動したおかげで、まさかの中1数学先取り計画にまで発展しました。

 

逆転や下克上の物語は、

 

「見守ってます（えらいでしょ、すごいでしょ、やさしいでしょ、理想の親の姿でしょ）」

 

という親には降ってきません。

 

「できるようになってほしい」

 

「わかるようになってほしい」

 

という欲を実際の行動につなげた親に降ってきます。

年々学習内容は難しくなります。

見守っている場合ではありません。

 

勉強の不安は、勉強することでしか解消しません。

見守るという言葉には優しそうな響きがありますが、人によっては不安が増すばかりです。

 

勉強することで、不安な気持ちがなくなります。

結果が出るようになると、自信がつきます。

 

このシンプルな流れになるかどうかは、親次第です。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。