少しは親が意図的に子どもがやる気になる環境をつくりませんか？

今年も夏休みの宿題が終わり、好スタートを切れました。

ありがとうございました。

（小2保護者）

小1夏、小1冬、そして小2の夏と、3期連続初日に終えることができました。

最初のスタートが良ければ、本人が続けようとします。

昨日は3時間弱で済ませましたが、一度も席を立たず、お茶も飲まず宿題に向かっていました。

教室では水分補給は自由です。

いつもは飲んでいます。

昨日はそれどころではなかったのでしょう。

それぐらい集中していました。

宿題ありがとうございました。

2冊目のテキストも半分以上終わった状態で帰宅してきたのでビックリでした。

（小1保護者）

小1は初めての夏休みの宿題、がんばっています。

半時間で1冊仕上げましたが、

「とにかく終わらせるんだ」

という気合を感じました。

「宿題がはかどった」

と言って喜んでおりました。

教室に行くと、勉強や宿題がはかどって嬉しいようです。

（小1保護者）

こちらも小1です。

まわりの小学生みんなが集中して宿題に取り組んでいると、自分も自然にやる気になります。

勉強以外のものは何ひとつありません。

まわりに勉強している人は何人もいます。

その環境であれば、小学生でも高校生でも勉強できますし、続きます。

「この環境、この条件でなら集中力が続いた。勉強がはかどった」

という経験は貴重です。

自分を伸ばす勝ちパターンを知っておけば、なにかうまくいかない時、

「あの時うまくいってたけど、どうやって勉強してたっけ？」

と思い出せば復活できます。

勉強が進むと、自分についての理解が深まります。

「教室に行くと、勉強や宿題がはかどって嬉しいようです」

という経験を通して、

「自分はこういう環境だと勉強がよく進むんだ」

とわかります。

自分が自分についてよく知ることは大事です。

知ることがないままだと、中学生になってもやる気を待ちます。

やる気、気分、気持ちが1番、2番以降はありません。

先日実施された、長岡市内のある公立中学1年生最初の定期テスト5教科の平均点は265.8点でした。

1教科あたり53点です。

中学校3年間のテストの中で一番範囲が狭く、一番簡単な内容のテストです。

教室生はもちろんそんな点数ではありませんでしたが、

「全体の平均点が低すぎる」

と保護者が心配していました。

難易度は高くありません。

やる気、気分、気持ちを待った結果、ついにみんなそんな気持ちにならなかったのです。

中1でも、テストと言われても、高校受験に影響を及ぼす内申点に関わると言われても、そんなことより

「気分」

が上です。

「子どもの気持ちを大事に」

と言う保護者に言いたいのは、

「少しは親が意図的に子どもがやる気になる環境をつくりませんか？」

ということです。

親が意図して環境をつくれば、小学1年生でも2年生でもどんどん勉強します。

親がするのは、意図することです。

間違っても子どものやる気を待たないことです。

13歳になってもやる気にはなりません。

しかも、みんなでやる気になりません。

まわりのみんなまとめてやる気がないと、人間はどうしてもその雰囲気に染まります。

そして、忘れ去りたいテストの点数が公式記録、内申点として残ります。

保護者の大好きな

「うちの子は例外」

になる可能性は考えないことです。

まわりに勉強する人がいるかいないかで、子どもの人生が変わります。

親が意図して変えられることがあれば、積極的に変えましょう。

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。