中間考査始まりました。

日曜日は12:00に幼児、小学生の授業が終わり、13:00から中学生、高校生の授業が始まります。

昨日は、高校生は全員今日の中間考査の勉強をしていました。

高校受験前と比べて、今の方が良い姿で勉強しているのを見ると嬉しいです。

高校受験で燃え尽きる学生がいる中、まだまだメラメラ燃えている感じを見ると、

 

「中学の時の接し方は間違っていなかった」

 

と思います。

 

高校生に共通しているのは、

 

「自分が理解できていないところを自分で炙り出す」

 

ことをしているという点です。

 

できない生徒は

 

「わかりました」

 

と言います。

 

できる生徒は

 

「これでいいんですか？」

 

と確認します。

確認するのは、点数を取りたいからです。

テスト勉強は、点数が取れるところまですることです。

時間をかけても点数にならない勉強は、

 

「やったふり」

 

です。

 

「がんばったんですけど」

 

「ノートもまとめたんですけど」

 

は、世間では評価されません。

 

点数のみです。

点数を取るためには、曖昧な理解をなくし、覚えるものは覚えることです。

 

努力、辛抱、根性は、子どもたちに言ってもあまり通じない気がするかもしれませんが、成績の良い生徒には

 

「ですよね」

 

と通じます。

 

「暗記にはこれぐらいの気力、体力、時間を使って当然」

 

と思うか、

 

「こんなにしんどいこと、やりたくない。だからやらない」

 

と思うか、その生徒の

 

「ふつう」

 

の基準が劇的に違います。

 

新潟県の公立中学校でクラスの真ん中ぐらいの成績ですと大学進学できません。

平均値では高卒です。

大学に行く人は少数派、まわりからずれてると思われている人です。

 

「ふつうの成績なら、ふつうに大学に行ける」

 

というのは、新潟県以外の話です。

ここではそんな甘い話通用しません。

まず、それをしっかり頭に入れておくことです。

 

ふつうでは大学は無理。

公立中学校でクラスで3番の成績でも国立大学は無理です。

 

子どもが

 

「めんどくさい」

「やりやくない」

 

と言った時、親が子どもの気持ちに寄り添った瞬間、大学進学の選択肢は0秒で没収されます。

いつか見る走馬灯で、

 

「この時に最終学歴と生涯年収が決まったのか！」

 

と、知ることになるかもしれません。

 

子どもの気持ちに寄り添うのは大事ですが、その後にとる行動まで子どもの言いなりになっては、進学も就職も全部放棄です。

子どもも20歳を超えれば、

 

「なんであの時もっと私に勉強しなさいって言ってくれなかったの？もっと言ってくれたら私だって勉強したのに！」

 

と親に感情爆発です。

勉強はしなくても、自意識だけは痛いぐらいに育ちます。

 

「本気を出せば、私だってできたのに」

 

と、不完全燃焼の有毒ガスが全身から発せられます。

 

 

「今を大事に」

 

は、

 

「現実からの逃げ」

 

に限りなく近い場合もあります。

 

親ならば、どれほど世間が不平等で理不尽で、人生の岐路が20歳になる前にあったかぐらいわかっています。

でも、子どもと喧嘩するぐらいなら現状維持を選びます。

 

ただ、それは戦線離脱と同義です。

もう、その集団に戻ることはできません。

その集団は、離脱した人がもう一度やる気になる気持ちを潰す気持ちで努力するからです。

 

勉強は、

 

「早めに始める」

「多くやる」

 

この程度のことをまずはしないと、中身とか質とか、一丁前なこと言っても信用されません。

 

「お前が言うな」

 

と、目の前で作り上げた陶器を叩き壊されます。

 

まわりの人はみんな

 

「めんどくさい」

 

と言ってやらない人ばかりです。

やっていれば大学進学率が50%を切ることもないですし、女子なら40%を切ることもありません。

 

まわりの人と分かり合えたら、舌打ちして即ブロックしてください。

多数派では勝てない世界です。

普通とは、年収200万の世界です。

 

 

「人の価値を、たかだかテストの点数で決めていいのか？」

 

と私も思いますが、現実的に学歴社会なのはこれからも変わりません。

たかが定期テストと思わず、未来の自分のためにも、頑張ってほしいです。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。