子育てのT字路で親が下す決断が子どもの未来をつくります。

今年に入り、8名の年長児に入室していただきました。

ありがとうございます。

 

新潟県の学習塾1教室当たりの平均生徒数は、

 

フランチャイズ加盟53名

フランチャイズ非加盟42名

 

です（政府統計より）。

新潟県内で学習塾を経営されている方も、

 

「体感でもそんな感じ」

 

と言われるでしょう。

もちろん私もそう思います。

 

そんな中、年長児がぐっと増えてきました。

上記の平均人数に対しての8名ですので、少なくない人数です。

 

色々なタイミングがあるとは思いますが、体験に来られた方のお話を聞きますと、

 

・幼児期の土台作り

・受験に向けた準備

 

この2点が大きな理由でした。

 

幼児期の土台作りは、結局のところ

 

頭を使って賢くする

 

ということです。

どんなに才能に恵まれていても、どんなに優れた遺伝子を持っていたとしても、練習したり、訓練したりすることなしにその才能が発現することはありません。

使わないと、その才能の芽は出ないまま消えていきます。

それは脳の仕組みについて検索すれば出てきます。

 

やれば伸びます。

やらないと伸びません。

 

頭を使う機会、知的好奇心を持つきっかけとして選んでいただいたように思います。

 

次に、小学校受験です。

この地域で小学校受験といえば、

 

「新潟大学附属長岡小学校を受験する」

 

とほぼイコールです。

たしかに受験まであと200日ですので、そろそろ意識を持った方がいいとは思います。

 

「ここまでは求められないだろう」

 

「こんなのみんなできないだろう」

 

「私は附属を卒業したから大丈夫だろう」

 

全部勝手な妄想、オカルトです。

 

妄想かどうかの判断は簡単です。

 

「だから、今のままでいい」

 

「だから、何もしなくていい」

 

と思ったら、それは勝手な妄想です。

 

受験の有無に関わらず、年中、年長の時ほど子どもの脳が伸びる時期はありません。

人生に1回のチャンスです。

子育てのT字路で右折するか左折するかの大きな決断を、

 

「今のままでいい」

 

という親の考えなしの決断によって子どもの将来の選択肢がどれだけ減ることか。

 

 

 

 

子どもにはお金をかけない。

でも、パチンコはする。

おそらく、スマホでゲームもめっちゃしてるんでしょう。

 

小学校以降の勉強は、文字に強いか弱いかで決まります。

読める子どもは伸び、読めない子どもは伸びません。

問題文は文字、答えも文字、解説も文字です。

 

「文章ばっかりでヤダ」

 

と言われたら全員集合、緊急会議です。

 

読書は仕事に即効性はないことの方が多いです。

じわーっと頭に入って、いつかまた、じわーっと表に出てくる感じです。

ですから、軽視するのは簡単です。

 

ただ、読書をするかしないかは、不思議なほど学歴と相関関係があります。

 

 

学歴と年収にも相関関係はあります。

 

子育てのT字路で親が下す決断が子どもの未来をつくります。

 

根拠のない自信は、ないよりはあった方がいいです。

その方が明るく生きられます。

その一方で、現実を見るシビアな目も必要です。

 

気持ちより数字。

過程より結果。

 

幼児教室の講師が言うような言葉ではないかもしれませんが、当教室には高3まで通っています。

ですので、

 

「幼児期は楽しむだけでいいんです！」

 

「好きなことだけさせましょう！」

 

と、メルヘンでふわふわした気持ちのままではいられません。

 

幼児には楽しんでもらいつつ、将来、いわゆる既定路線での学習でも結果が出せるように、バランスを考えて指導しています。

 

途中過程は楽しく。

完成度は高く。

 

小学校受験予定の方、あと200日、頑張っていきましょう。

 

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。