このままだと、いまいち知的刺激が足りないんじゃないか？

小テストの結果、定期テストの結果、内申点、学校名、どれもその人の信用につながります。

上記のものは、どれも準備できます。

テレビのドッキリのように、何も知らされず、いきなりテストをされることはありません。

範囲を教えてくれて、期日を教えてくれます。

そこで頑張った人、聞いた上でやらなかった人がいます。

頑張った人は、その後も頑張ってくれそうです。

いつテストがあるか知った上でやらなかった人は、頭の良し悪しというより、そもそも人の話を聞きそうにありません。

 

「自分だけ大変」

「自分だけ物覚えが悪い」

「自分だけ時間がない」

 

と思わないことです。

たとえ思ったとしても、その気持ちを飲み込み、抑えて、やるべきことに集中することです。

 

「こんなにいろんなことに振り回されながら、それでも集中しないといけないの？」

 

という時に集中力は磨かれます。

結果を出すには、それ相応の練習量がいります。

 

「点数が悪いです」

 

という生徒で、勉強量が足りていた生徒はいません。

 

「よくそんな勉強時間でテスト受けたね」

 

と思うことばかりです。

 

「こんなに頑張ったのに残念だね」

 

と思うこともありません。

 

少ない勉強時間で人よりも良い成績を出そうと思うのは、自分の能力を高く見積り、他人の能力を低く見積もる、ダニング＝クルーガー効果そのものです。

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ダニング＝クルーガー効果

 

勉強すればするほど、人は謙虚になるものです。

上に行けば行くほど、より上にいる人の存在に気がつくからです。

勉強しないと、勉強している生徒の雰囲気は感じられません。

 

そして、雰囲気を感じられるようになった時、人間関係、特に、友だちが変わります。

勉強して、見える世界が変わってくると、話が通じなくなります。

そこで「友だち」を選ぶと、成長を捨て、現状維持を自ら選択したということになります。

成長を嫌がる人は、世の中にたくさんいます。

成長とは変化のことです。

環境でもなんでも、今まで通り、変わらない方が楽なものです。

ただし、楽ではありますが、あまり楽しくはありません。

 

現状維持とは、刺激を遠ざけることです。

刺激には、知的刺激も含まれます。

知的刺激のないままで、賢くなることはありません。

 

「このままだと、いまいち知的刺激が足りないんじゃないか？」

 

と思われたら、その環境を探すといいです。

現在ma・senkaには年長児が19名います。

ですが、全員新潟大学附属長岡小学校を受験したわけではありません。

早期教育、幼児教育は、受験に関係なく、

 

「もっと子どもの能力を伸ばしたい」

「もっと子どもの可能性を広げたい」

 

という気持ちを持った親、誰にも必要なものです。

土台作りの時期は、あっという間に過ぎます。

 

土台があれば、短時間で問題解決できます。

土台があれば、短時間で記憶できます。

土台があれば、自学自習するようになります。

 

「土台作りを、サクッと手軽に短時間でつくっちゃいましょう！」

 

と言われると、怖いです。

そんな基礎工事をした家、絶対住みたくないです。

土台作りには時間がかかります。

「かかって当然」の気持ちが親にいります。

 

基礎や土台の話をどんなに聞いてもピンと来ない人は、基礎と土台を身につけた体験がなかった人です。

経験不足です。

そして、自分が知らないこと、興味がないことはこの世に必要ないと思う人です。

ですが、環境によっては、そのような人だらけのところもあります。

そんな中で

 

「将来は、こんな大学行ってほしいなぁ」

 

というのはおかしなことです。

 

「叶う可能性が低そう」

 

と思うことは、やっぱり叶いません。

 

「ここなら、なんとかなりそう」

「ここなら、教育のことを考えた人が集まっていそう」

 

という環境があれば、行ってみましょう。

そういう環境は、熱心であれば熱心であるほど、心が安らぎます。

教育に熱心であるということと、今の子どもの能力が高い、低いは関係ありません。

高そうに見えても、努力を怠ればただの人になります。

低そうに見えても、コツコツ続ければ大成します。

 

努力できそうなところ、継続できそうなところ、見てみませんか？

 

今年は新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。