勉強にショートカットはないですが、これなら皆さんすぐにできます。

成績が良い人は、当たり前ですが勉強しています。

 

「しないのにできる」

 

ということはありません。

そして、勉強には時間がかかります。

 

ですが、今は勉強する人に対する逆風が強いと思います。

ma・senkaの中にいれば全くそんなことがないので楽なのですが、一歩外に出ると、まぁ逆風です。

 

 

132.1分。

 

これは、新潟県の公立小6のある数字ですが、おわかりになるでしょうか。

 

 

 

平日1日のゲーム時間中央値です。

 

新潟県公立小6は、平日132.1分ゲームをし、残った時間の中に食事、風呂、睡眠、勉強を詰め込みます。

 

「受験を考えている。それもできれば上の方」

 

という方からすると、気が狂いそうになると思います。

 

「どうして毎日2時間以上、貴重な時間をゲームに奪われないといけないの？」

 

と。

 

怖いのが、これが中央値ということです。

もっとゲームをしている子どもは全然いるでしょうし、少ない子どももいるでしょうが、基本的に毎日2時間はしているという調査結果です。

 

一番成長できる時に、ゲームで機会を失うのは悲しいです。

ゲームを擁護する人もいます。

むしろ「やった方がいい」という人もいます。

ですが、そう言っている人は全員高学歴高収入です。

本人は、学生の時にきっちり覚えることは覚えて、解くべきものは解いていたのです。

 

楽な方へ楽な方へ流されたら、大変なことになります。

新潟県の小6はゲームに2時間、動画に2時間、SNSに1時間ぐらい費やしているんじゃないかと思っています。

 

「まわりの子どもたちにとってはそれが普通でも、うちの子だけはちゃんと12年間勉強します」

 

と胸張って言えればいいですが、それも難しいです。

大人でさえ、意志が続かないのです。

子どもは今日できても、明日には飽きるのは普通です。

 

毎週保護者の方としている個人面談で一番多く出てくる単語は「YouTube」です。

いつの時代にも漫画やゲームといった勉強を邪魔するようなものは出てきます。

今はその代表がYouTubeです。

 

ただ、邪魔するものが何もない世の中はないです。

 

ですから、それもわかった上でもっと良い環境、もっと伸びる環境、もっと邪魔されにくい環境を探すのは、とても意味があると思います。

 

最初は

 

「ここで頑張る！」

 

と燃えていいのですが、いずれは

 

「なんでかわからないけど、いつもここで勉強している」

 

ぐらいになるのが理想です。

 

「なんでかわからない」

 

ぐらいがちょうどです。

 

「なんでかわからないけど続いてること」

 

を習慣と言います。

 

早めに始めれば、すぐに習慣にならなくても、工夫するゆとりがあります。

習慣は、意志の力だけではつくれません。

そうせざるを得ない環境が一番の近道です。

 

勉強にショートカットはないですが、環境を変える、環境をつくるのはすぐにできます。

 

 

※駐車場は教室東隣、川崎東パーキング②③です。