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2021.01.26 集中している子どもの隣に座るだけで集中します

集中している子どもの隣に座るだけで集中します

集中力は伝播します。

 

いつでもどこでも集中できるのが理想ですが、実際のところ、自宅でそこまで集中できる子どもはいないと思います。

 

社会人でも、なかなかいないと思います。

 

仕事が早い人のそばにいると仕事が早くなり、仕事が遅い人のそばにいると仕事が遅くなります。

どうしても影響は受けます。

 

演奏が上手くなりたければ、少しでも上手いミュージシャンと一緒に演奏することです。

演技が上手くなりたければ、少しでも上手い役者と一緒の舞台に立つことです。

スポーツが上手くなりたければ、少しでも上手い選手と一緒に練習することです。

 

下手な者同士寄ってたかっても、大した結果は生まれません。

どうすれば向上するか、誰も知らないからです。

 

それよりも、とにかく、今の自分より少しでも上にいる人と一緒にいることです。

それだけで変わります。

 

なにが変わるかというと、集中力です。

集中力は、2歳にも5歳にも10歳にもあります。

 

ただ、集中した時の凄みというのは、多くの場合、年上の方があります。

年下は、年上の集中力の凄みの雰囲気を感じ取ります。

 

ですから、低年齢でも泣かずに、目の前の課題に集中できるようになるのです。

 

2歳児クラス、年中クラスがないのは、そのためです。

 

異学年混合クラスの良さは、上から下へ、集中力の伝播がおこなわれることです。

 

「集中するって、こういうことだよ」

 

というのが、言葉ではなく、姿勢で伝えられます。

 

まるで、奥義継承です。

 

たった1歳のちがいでも、年下から年上を見ると、めちゃくちゃお兄さん、お姉さんのように見えます。

年上から年下を見ても、そこまでの気持ちにはなりません。

 

これが、年齢の不思議さです。

 

下から上は、遥か彼方のように感じます。

小1が小6を見ると、もう、大人と子どものような気になります。

 

でも、実際はたった5歳しかちがいはありません。

 

この年齢差を感じるのが、集中力を育てる、学ぶ姿勢を育てるのに最高です。

 

年上の子どもたちが帰った後、年下の子どもたちは、急に表情が和らぎます。

 

緊張していたのです。

 

この環境がいいのです。

 

集中すれば、いつもよりも課題が進みます。

難易度も上がります。

 

「ぬるま湯的な状況から外へ踏み出さない限り、人間は成長できません」

 

と、「最強の成長術」に書かれています。

 

 

こちらの本の中に

 

「限界」に挑戦する

 

という章があります。

 

子どもも大人も含めて、人間が成長するには、限界に挑戦することが必要ということです。

 

子どもの場合、「限界」という言葉がオーバーに感じるのでしたら、「できる限り」ぐらいでいいと思います。

 

できる限り声を出す。

できる限り自分で服を着る。

できる限り自分で服をたたむ。

 

いろんな「できる限り」が、生活の中にあります。

 

プリントやパズルに取り組むことだけが限界ではありません。

 

先日、自分で上着を今までで一番綺麗にたたんだ幼児がいました。

冬の上着は分厚いので、子どもにとって扱いは難しいです。

ですが、小学生の子どもたちがちゃんとたたんでいるのを見て、

 

「ちゃんとたたむのが当たり前」

 

と思ったのでしょう。

私に言われることなく、自らたたんでいました。

 

その日の授業後、授業での様子を伝えるより先に、その話をしました。

 

自分でたためるようになったというのは、すごいことです。

 

まわりの年上の子どもたちの様子を見ていた、ということもすごいです。

 

すごいですし、嬉しいです。

 

指摘するのは、あまり気分のいいものではないです。

できれば、指摘することなく身につけてほしいです。

 

ただ、放っておくだけでは人は育ちません。

 

 

先日、オードリーのオールナイトニッポンが聴衆率V29という、とんでもない偉業を達成しました。

これも、藤井青銅さんという師匠がいたからです。

自分たちだけで練習しても、上達しません。

上のレベルを知っている人に教わることで上達します。

 

 

どんな練習も、フィードバックがあってこそ、より意味のあるものになります。

ただ練習しただけでは、大きな成長につながりません。

 

 

勉強も同じです。

勉強できるようになるためには、勉強しないといけません。

しかも、適切な方法を学びながら、勉強しないといけません。

 

でも、勉強できない子どもは、まず、どうやって勉強すればいいのかわかりません。

何から始めたらいいのか、最初の一歩がわかりません。

何をすればいいか考えることにエネルギーを使い、勉強することなく休憩タイムに入ります。

 

「勉強しなきゃ・・・!」

 

と思っている子どもはたくさんいます。

でも、まわりがやっていないのと、勉強の仕方がわからないので、今のところしていないのです。

 

勉強できるようになるために一番いいのは、すでに集中して勉強している空間に身を置くことです。

自動的に勉強するようになります。

 

それぐらい、子どもは簡単にまわりの影響を受けます。

 

 

 

「幼稚園では落ち着きがないと言われます・・・」

 

「保育園ではじっとしてないと言われます・・・」

 

 

そのような子どもたちが、45分以上、ずっと座って課題に取り組んでいます。

長い子どもは連続180分受講しています。

しかも、まだ幼児です。

 

環境を整えるだけで「できる限り良い姿勢」になります。

 

どんな子どもにも、集中力はあります。

学ぶことも楽しいです。

 

その力がまだ見えないのなら、発揮できる環境を探してみましょう。

環境の変化は、「子どもの無意識」を刺激します。

 

 

なんか楽しい。

 

なんか集中できる。

 

 

そんな環境に、ma・senkaがなれたらいいなと思っています。

 

 

 

「子どもが変わる!」

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

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ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

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