子どもの行動を変える必殺技
3歳「あのね、きょう、あさ、おきちゃった」
私「そう。つい起きちゃったんだ」
子どもの話は面白いですね。
聞けば聞くほど面白いです。
ある子どもは機関車の絵を見て
4歳「ぼく、生まれる前に乗ったよ」
と言っていました。
前世の記憶を持っている子どもが、この教室にいるとは。
とうとうma・senkaも非科学、未科学の世界に足を踏み入れたようです。
ある子どもは
4歳「あのね、むかし、こうえんにいったんだ」
私「そう。昔行ったんだ」
4歳「むかしっていうか、きのう」
子どもは、話すのが好きです。
聞いてもらうのが好きです。
話しは、内容よりも、まずは聞いてもらえることで、ほぼ、目的は達成されます。
教室の子どもの声は、待合室にいる保護者にも聞こえます。
我が子の話し声が聞こえると「集中していないんじゃないか?」と不安に思う方もいらっしゃいます。
私は、まったく不安に思いません。
楽しくて、話したくなる気持ちになって良かった、と思っています。
話したくなるだけじゃなく、実際に声に出せて、一緒に笑えて良かったと思っています。
なんでも、思っただけでは変わりません。
Amazonの書籍ランキングでは、必ずどこかに「言葉の力」「言葉の魔法」のような本が入っています。
たしかに、言葉には力があります。
「はじめに言葉ありき」や「言霊」という言葉もありますし、人は、遠い昔から言葉の重要性に気がついていました。
現代でも、それは同じです。
でも、気がついていても、使いこなせないので苦労します。
苦労するので、言葉の使い方に関するノウハウ本は売れますし、読まれています。
言葉の運用力はコミュニケーション能力に直結します。
ですから、言葉については、幼児も小学生以上も、ちゃんと使えるといいなと思っています。
具体的には、言葉を音にしてもらっています。
思っただけでなく、実際に口から声を出してもらうということです。
音声にしないと、相手に伝わりません。
頭の中で「おはようございます!」と大声を出しても、口が動かなければ、その挨拶は相手に届いていません。
心の中では「いつもありがとうございます」と思っていても、実際に口を開いて言葉を発しなければ、相手の感情はピクリとも反応しません。
「念ずれば・・・」とか「思いは形になる」とか思うのはいいですが、もっと早く現実を変えたければ、声に出すことです。
これだけで、すぐに「感じのいい人」「礼儀正しい人」という評価をされます。
子どもなら、「ちゃんとしつけされた子」という評価をされます。
心が綺麗とか、あんまり綺麗じゃないとか、それは関係ありません。
むしろ、心が綺麗とか、良い人の方が、声を出してもいい場面でも「声を出したら迷惑じゃないか?」と思ってしまって、大事なことがまわりに伝わらず、様々な機会損失につながることもあります。
念じても現実が変わらないのは、念じても、まわりの人の耳には何にも届かないからです。
「ずっと思ってた」とか、「信じてた」とか言う前に、「実際に音にしましたか?」ということです。
音声にすれば、現実の変化はすぐに訪れます。
ですので、子どもたちにとって、「思ったことが言える」環境でありたいと思っています。
言うこと、音声にすることも、練習です。
まだ年少になっていない子どもでも、課題ができると「できました」と言います。
私は、「できたら、できましたと言うんだよ。わかった?」と、一度も言ったことがありません。
「ちゃんと言える?約束できる?言わないと怒るよ」みたいなことも、一度も言ったことがありません。
私が言わなくても、まわりの子どもが言っていれば、「できました」と言うようになります。
結局、環境です。
まわりが言っていれば、自然に言うようになります。
まわりが椅子を机に入れていれば、自然に入れるようになります。
まわりがドアを閉めていれば、自然にドアを閉めるようになります。
言葉には力があります。
確かにあります。
強力にあります。
私も、たくさんの言葉から学び、反省し、救われ、元気をもらいました。
ただ、実際、日々の生活に変化を起こすには、頭の中の言葉を増やすだけでは足りません。
音声にして、出すことです。
声が出せれば、変わります。
ですから、子どもと喋ったり、笑ったりする時間が、無駄とか、授業の邪魔とか、全く思いません。
次に、環境です。
「大きな声で挨拶しましょう」「ドアをしめましょう」と、標語のように伝えても、子どもは変わりません。
変わったら、逆に凄いです。
社会のルールを子どもに話すのは大事ですが、言葉だけで子どもの行動を変えるのは大変です。
「言っても言っても変わらない!」
というストレスもかかります。
変えたければ、環境の力を借りましょう。
子どもの行動を変える必殺技は、「みんなやってる」です。
「みんなやってる」
これより強力な技を私は知りません。
そして、大事なのは、「みんなやってるよ」と言わないことです。
子どもを「みんなやってる」環境に入れて、本人に「みんなやってる」ということを実感させるのです。
これが一番効きます。
ですから、いろんな年齢の子どもがひとつの教室で学ぶのは、とても効果があります。
2歳の子どもは、5歳の子どもの真似をして「でった(できた)」と言います。
小学生は、高校生の隣で勉強すると書く速度、ノートを開く速度、消しゴムを筆箱から出す速度、全部2倍になります。
子どもは、人の真似をする力が天才的です。
その力を使えばいいのです。
ですから、環境整備には、どれだけ労力を割いてもいいと思います。
環境が良ければ、やる気や意志といった力を必要としませんし、無理なく継続できます。
子どもに意志の力を要求するのが、そもそも間違いです。
また、言葉でコントロールしようとするのも間違いです。
まだ言語力が低い子どもに、言って聞かせるのは大変です。
大変な思いを大人も子どもも苦労するよりは、「みんなやってる」環境を探し、その中に入れれば、やる気も意志もなく、自然に、当たり前にできるようになります。
私は、子どもの気がつく力を信じています。
よく見ていますし、察します。
見えないものも感じ取ります。
前世の記憶がある子どもがいるぐらいですから!
環境の力の大きさは、その環境に入らないとわかりません。
これも、環境の大切さです。
読んだだけ、知っただけでは環境の変化は0です。
とにかく、実際に、その環境の中に身をおくことです。
良い環境の中に身をおき、良い流れに乗ると、より速く、より遠くまで行けます。
言葉の力を信じつつ、環境の力を大いに使ってください。
オンライン教育だけで幼児を教育できないと思うのは、上記の理由です。
子どもは、リアルな場で、感じることで成長します。
白黒はっきりしない、膨大なグラデーションの感性の中で育まれるものがあると思います。
中学生以上は、グラデーションとか悠長なことを言ってられません。「sがいるよ」「yも書いてください」「この式どういう意味?」と、白黒はっきりした時間が過ぎていきます。年齢、発達段階に合わせた指導をしているということで、ご理解ください。
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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。
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ma・senkaは、
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親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。
そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。
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