自信と我慢と成功体験について
「子どもに自信がない」
「子どもに自信を持ってほしい」
と思う親がいる一方、
「子どもを褒めると調子に乗る」
「子どもが天狗になっている」
という親もいます。
「自信」という言葉は、保護者の方と話をしていても、頻出単語です。
能力について深く話す機会はあまりないのですが、自信については、毎週必ずといっていいほど、私も含めて、口にしています。
自信は、「自分を信じる」です。
ですから、「これができたら自信がつく」「何点取れたら自信につながる」ということよりも、「まっすぐ信じる」ということが大事になります。
「これができれば自信になる」「あれができれば自信になる」ということを探すことは、成功体験を探すことにつながります。
そして、このようなことを言われる方は、子どもに対して「これができれば」のハードルが高い場合が多いです。
ハードルは、低ければ低いほど、成功体験がたくさん得られます。
目標は低く、努力は大きく、これが基本です。
「この程度のことに、こんなに一所懸命やるの?」
という姿勢で課題に取り組むと、成功も成功、大成功の体験が得られます。
範囲の広い模擬試験よりも、狭い範囲の小テストに全力を注ぐと、良い結果、達成感、自信につながります。
2歳や3歳のクラスでは、「できた!」や「できました!」と言えたらベタ褒めです。
保護者の方に「先生は子どもを褒めちぎってくれる」と言われましたが、私の思いが伝わってよかったです。
「人は褒められると調子に乗る」という考え方が脳内にインプットされている人もいますが、「調子に乗る」と「自信がある」には、大きな違いがあります。
調子に乗っている人は、「私は、もうできてます」と言って、向上心がありません。
自信がある人は、「私はできています。でも、もっと上手になりたいです」と、向上心を持っています。
この両者、今の能力的に同じであっても、未来に差がつきます。
継続する人は、結局伸びます。
継続する人は、そのことが好きだから続きます。
嫌いなことを延々と続けられません。
ましてや、子どもは絶対やりません。
これまで、やる気や自信よりも我慢を教えられてきました。
ですが、我慢して我慢して我慢した結果、日本は世界から取り残されました。
「Japan as Number One」と呼ばれていたとは思えない国になりました。
若い人は、今でも我慢しています。
60歳以上は我慢を捨てたようですが・・・。
若い人には我慢させ、自分はタガが外れている60歳以上の方、あなたの近くにもいるのでは。
おそらく、この60歳以上の方々も、若い時には今の私たちよりも我慢してきたのでしょう。
でも、このような結果が出たということは「我慢は、幸せに生きる上で、最優先事項ではなさそう」ということです。
幼児がたくさん通っている教室ですので、今まさにルールやマナーを学んでいる最中です。
その中には、「我慢」というものも入ってくるでしょう。
「やりたいけど、やったら迷惑になる」
「やりたいけど、やったらルール違反になる」
ここでグッと抑えるのは、我慢というより、理性です。
ただ我慢を押し付けるのではなく、人の理性に働きかけることです。
「気持ちが大事!」
「どう感じるかが何よりも大切!」
というのもわかりますが、あなたの気分は最高でも、誰かに迷惑をかけたら、それはやっぱりマズいのですね。
感じたまま、本能のままは、野性です。
たとえ思っても、「本当にやったらマズいよね」ということは理性で抑えることができるのが人間です。
子どもの良さは、本能の赴くまま、勢い良く物事に向かうことです。
それは本当に素晴らしいと思います。
毎日、そのエネルギーに圧倒されます。
ただ、人はどこまでいっても社会的な生き物です。
一人では生きられません。
必ずたくさんの人に支えられて生きています。
そのために、理性がいります。
理性があれば、「まともに」考えられるようになります。
ハードルをめちゃくちゃ上げて、しかも成功体験を子どもに求めるのは、酷です。
そんなことも、わかるようになります。
「あの時できなくて、この時もできなくて、今日もできなくて、親の期待に応えられなくて、親はなんかガッカリした顔してるし・・・」
子どもにこんな思いをさせていたら、自信がつく訳がありません。
成功体験をさせたいなら、「こんなに下げていいの?」と思うぐらいハードルを下げることです。
そして、できたら思いっきり褒めましょう。
同時に、「失敗しても大丈夫」という考え方を、脳内にインプットしましょう。
「できなかった」「解けなかった」「間違えた」ということを、すごく暗く言う子ども(大人も)がいます。
全然、大丈夫です。
「これじゃダメだったか。じゃあ、次はこうしてみよう」
「あ〜、この方法だとうまくいかないんだ。いいこと知ったなぁ。次に活かそう」
「失敗した」と捉えるのではなく「経験した」と思れば、次に進めます。
そして、「次」をすぐに考えられるのは、自信のある子どもの特徴です。
課題ができないとか、時間がかかるとか、すごく大きな問題ではありません。
それよりも、本当は「次」があるのに、「次」を考えられないのは、もったいないですし、成功体験も得られません。
成功「体験」ですから、実際にやってみないと仕方ないのです。
知っただけ、思っただけでは、なんにも変わりません。
そう考えると、体験することすべてが自信につながるはずです。
ハードルはとにかく低く、越えられたらすぐ褒める。
そして、「失敗したのではない。経験したのだ」という考え方。
これらができれば、今が充実し、自然に自信がついてきます。
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