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2020.10.13 子どもには、すでに素晴らしい力がある

子どもには、すでに素晴らしい力がある

少し前の話ですが、9月20日、総務省は「日本の高齢化率は28.7%」と発表しました。

65歳以上の人口は3167万人、2040年には35%を超えるそうです。

 

 

35%ということは「国民の3人に1人が敬老される側になる」ということです。

 

 

未来予測は、当たったり外れたりして当然ですが、人口動態に関しては、ほぼ正確に予測できると言われています。

ですので、20年後に「日本の国民の3人のうち2人が敬老する側、1人は敬老される側」というのは、まず、起こりうると考えていいでしょう。

 

 

「高齢化社会」という言葉、もう何年も聞いてきましたが、いよいよ、現実味を帯びてきた感じがします。

 

 

20年なんて、あっという間ですよね。

2040年には、今、ma・senkaに通われている子どもたちの多くが社会人になっています。

 

 

その頃、ふつうに思うことは、今、ふつうに考えていることと全然違うんでしょうね。

 

 

ふつうに思うこと、価値観とも言えるかもしれませんが、それは時代によってどんどん変わります。

ですので、子どもたちには自分の価値観を、極力押しつけたくない、と思っています。

 

 

伝えはしますが、重荷にならないように、と思います。

 

 

マイペース、最高!
http://www.ma-senka.com/news/1389

 

 

の中に書いたのですが、保護者の方から

 

「気持ちが軽くなった」

 

と言われました。

 

 

それを聞いて、大変嬉しかったです。

気持ち、心が軽くなれば、行動力も上がります。

この社会は、行動してみないと、どうにもなりません。

 

 

行動してみて、そこからやっと何かが始まります。

 

 

行動したら終わり、行動したら結果がすぐ出る、そんな簡単なものではありません。

行動したら、また、次の行動につなげていって、やっと何か見えてくる、そんな感じです。

 

 

教室の待合室に、ロルフ・ドベリ著「Think clearly」があります。

 

その中に

 

考えるだけのほうがラク、行動するほうが難しい

 

という言葉があります。

 

 

いつ見ても「ドキッ」とします。

これまで50回ぐらい「ドキッ」としています。

これからも「ドキッ」とすることでしょう。

すぐに忘れて、すぐに反省し、またすぐ忘れるんですよね・・・

 

 

もう、なんだかんだ理由をつけて、やらなかったり、先延ばしにしたり、結局やらなかったり、忘れたりして、考えはしても実際に行動できてないことの心当たり、ものすごいあるのですね。

 

 

ですから、子どもたちには「我慢」より先に「行動」を身につけてほしいと思います。

 

 

これまでは、とにかく「我慢」が推奨されました。

「我慢」に伴った「やり抜く力」も推奨されました。

 

 

「やり抜く力」は大切です。

でも、「我慢=教育」でしょうか?

 

 

我慢、我慢、我慢の教育を受けた影響で、学校や会社で「空白の時代」「暗黒の時代」を過ごした人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

 

これは「やり抜く力」なのか、ただの「我慢」なのか見抜かないと、子どものためになりません。

 

 

社会で生きていくために、「謙遜」を覚えることが良しとされています。

これまでは「謙遜」さえ身についていれば、それで良かったかもしれません。

でも、人を「褒める」「認める」ことを幼児期に学ぶことも、同じように重要です。

 

 

これも、価値観の変化です。

 

 

成長のためには、確かに、長時間勉強したり、あきらめずに考える姿勢は必要です。

ただ、その姿勢が強制されたものか、自ら向かっていくのかで、大きな差になります。

 

 

「無理にやらせる」というのは、やっぱり「無理」をしているので、なにかしら悪影響は出てきます。

いくら厳しい指導、厳しい躾をされてきても、その環境から離れた途端、

 

「おれは自由だ〜!」

 

と、まったく別人になる場合もあります。

 

 

「早くここから解放されたい」

 

 

と思いながら勉強しても、何かひずみが出ます。

「我慢」した割に認められない、何も得られないと、その後の「解放」「無気力」につながることもあります。

 

 

「あんな厳しい環境にいたのに、なんであんなに怠慢になったんだろう」

 

「とにかくサボるのうまいよね、ま、バレてるんだけど」

 

「厳しく育てられたから、人にも厳しく冷たいだけの人になっちゃったのかな」

 

 

「我慢」「強制」は、教育ではありません。

もちろん、入学試験中とか、試合中とか、そういう特殊な時は別です。

 

 

できれば、思ったまま、自分の気持ちに素直に行動できるようになってほしいです。

 

 

自分が本当に

 

「やりたい!」

 

と思えば、親が

 

「もう帰ろうよ」

 

と言ってもやり続けます。

 

子どもには、もう十分すぎるぐらい、やり続ける強さがあります。

 

 

すでに、素晴らしい「やり続ける力」を持っています。

 

 

持っているのですから、あとは、それを認めて伸ばせる環境をつくり、のびのびと行動していけば、自ずと自主的に学ぶ姿勢ができてきます。

 

 

良い環境に巡り合うのも、出会いのひとつです。

昨日と同じ行動パターンですと、良い環境にも出会えません。

 

 

「出会い」は、「出て、会う」です。

 

 

家から出る。

ワンパターンの習慣から出る。

慣れた日常生活から出る。

 

 

いつもの枠から外に出ると、今までしたことのなかった経験が得られます。

 

 

期待をすると重くなります。

希望を持つと明るくなります。

 

 

「行動」というと重そうで、大変そうですが、「軽い気持ち」でやってみたいですね。

 

 

「子どもが変わる!」

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

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にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

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想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

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