これで点数急上昇!!【ちょっと待てぃ!】
「先生」
「おーおー。どうした?」
「おれ、もうちょっとでテストじゃないですか」
「あぁ、そうやねぇ」
「そのテストの前に、練習みたいな小テストが、社会であったんですよ」
「あ、そうなんや。そういうの、やってくれるんやね。親切な学校やなぁ」
「そのテストで、おれ、88点でした」
「すごいな!」
「はい。なんか、できました」
「友だち、びっくりしてたやろ?」
「そんなに良い点数なんだ、って言われました」
まず、この生徒、そもそもテストの点数の話を、自らしてくるような生徒ではありませんでした。
授業中は集中できず、頻繁に時計を見たり、すぐに「わかりません」と言って、考えるのを放棄したりしていました。
ですが、だんだんと勉強できるようになってきました。
ma・senkaに来るようになって1年4ヶ月、勉強に対する姿勢が変わりました。
【この生徒への対応の仕方】
・「自分の頭で考えたらダメ」と何度も伝えた
ちょっと待てぃ!
いやいや、本当なんです笑
勉強の仕方がわからない生徒ほど、この問題は「知識」を問うているのか、「思考力」を問うているのかわかりません。
ですから、覚えておかないと仕方ない問題を、自分で考えて、解こうとしていました。
特に国語では、何度も何度も
「絶対に自分の頭で考えるんじゃない!」
と言ってきました。
ふつうに考えたら「この先生、どうかしてる!」と思われるでしょうが、ものすごい効果がありました。
必ず文章の中に答えがあるから、自分の頭で考えたらダメよ。
考えるんじゃなくて、探すんだよ。
探せば必ず答えが書かれてるから。
このトレーニングを、実際の学年より2学年下の課題から始めました。
問題文を読まない子どもは、問題文に答えが書かれていることを知りません。
驚愕の事実です。
「答えは、ぜんぶ自分で考えて出すものだ」
と脳にプログラミングされたかのようです。
これは、「問題を読まない」だけでなく、「人の話を聞かない」に通じます。
だって、自分で勝手に想像したことを、「正解」と思って答えるのですから。
話だって聞かないで、勝手に想像して、勝手に結論出しますよ。
まぁ、結局は自分の脳を使うのは使うのですが、
「絶対に自分の頭で考えるんじゃない!」
という、「ちょっと待てぃ」と思うような言葉が、効果ありました。
私だって言いながら「こんなこと言うやつ、頭おかしいやろ」と思ってます。でも、子どもが理解し、変わってくれました。
・「カンニングしろ!」
ちょっと待てぃ!
「カンニングしろ!」
って、どんな指導?
というか、それ、指導?
ですよねー(笑顔)
そう思いますよねー(胡蝶しのぶ的な笑顔)
ですが、この言葉がまたまた効果的だったんです。
ちなみに、社会で88点取れたのは、
「カンニングしろ!」
のおかげです。
カンニングは、テストではもちろんやってはダメ(当たり前じゃー!)ですが、勉強中は全然OKです。
勉強の仕方がわからない子どもは、わからない問題や言葉があった時、「調べる」ということをしません。
調べない→空白のまま→丸がつかない→自分は「頭が悪い」と思う
この流れになるんですね。
勉強嫌いになって、自信まで失う、「負の方程式」ですね!
ですが、自分で勉強する時には、知らない言葉は調べて、正解を書けばいいんです。
ですので、社会の勉強の時には、持っている教科書、資料集、ノート、ワーク、全部机の上に出してプリントを解いてもらいました。
勉強に必要なな本やノートすべて並べられる、縦90cm、横180cmの机で勉強しています。
この、調べながら解くことを「カンニング」と言っているのです。
そうしてできたプリントは、ほぼ、100点になります。
それでも、ほぼです。
60点や70点の時もありました。
これは、「見て、探す」大事なトレーニングになります。
見て仕上げたプリントなので、
「まぁ、良い点取って当たり前だし、そんなに嬉しくもないかもな。でも、調べるって大事だしな〜」
と思いきや、
やったー!
また100点っすか!?
やっべっ!
めちゃくちゃ喜んでました笑
こんなのが、何度も何度もありました。
考えてみれば、そもそも、勉強で困っているからma・senkaに来るようになった生徒です。
「こんなに何度も100点取ったのは、いつ以来だろう・・・?」
みたいな感じです。
本人にとってみれば、勉強で成功体験が得られるなんて、もう、とんでもない幸せですよね。
この体験が、この生徒を変えました。
今までは、空白のままで私にプリントを提出することに、なんのためらいもありませんでした。
ですが、今では
「どうにかして、空白を全部埋めたい!」
という気持ちが伝わるようになりました。
頑張って探して、どうしてもわからない時には、申し訳なさそうに
「どうしても見つかりませんでした・・・」
と言うようになりました。
「わかりませんでした」
ではなく、
「見つかりませんでした」
に、言葉が変わりました。
問題を解く上で、意識が変わったのです。
意識が変わったことで、使う言葉も変わりました。
この生徒が変わるまでの間、私は一度も
・勉強しろ!
・他のみんなは出来ているのに、どうしてできないんだ!
・とにかく解くんだ!
・自分で考えろ!
このような言葉を言っていません。
それは、まず、私が言われたくない言葉だからです。
「勉強しろ」と言われて勉強する人、いますか?
いないですよね。
一番変わるのは、成功体験です。
成功のサイズは小さくて構いません。
「うまくいった!」
「できた!」
という成功体験が、次の行動を起こす意欲を生みます。
「また、がんばろう!」
と思うようになります。
こうして、人が変わります。
もともと、勉強ができない、勉強が苦手、勉強が嫌い、という悩みを抱えて教室に来ました。
でも、ちゃんと通えば、ちゃんと変わります。
親の前では、今まで通りの、かわらない我が子に見えても、勉強ができるようになる環境で過ごせば、勉強ができるようになります。
まずは、「子どもは変わるはず」という信念が必要です。
次に、変わる環境に身を置くことが必要です。
そして、続けることです。
子どもは変わります。
なんとかして子どもを変えたい。
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ma・senkaは、
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想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。
親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。
親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。
そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。
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