いたるところでアップデート

こちらの画像、見られたことがありますか？

 

 

平成元年と平成30年の世界時価総額ランキングです。

 

世界の流れが大きく変わった、

というのがハッキリとわかります。

 

また、かつて日本は本当にすごかったんだなぁ、

というのもわかりますね。

 

平成元年ですと、私は小学生なので、

景気の良さの恩恵を受けていたかというと、

今ひとつピンときませんが、

この時代に20代、30代、40代で、

仕事をバリバリされていた方にとっては

パラダイスだったでしょうね。

 

しかし、時代が変わり、30年後には

こんなにもランキングに変化がありました。

 

次の30年後も、まったくちがうランキングでしょう。

 

先日、

現代は、今の学生にとって誘惑が多すぎます。

昔の人がうらやましいです。

という内容のコメントが、ネットに出ていました。

 

誘惑は、昔は昔であったんですけどね…。

 

今は、LINEやインスタグラムで

集中を切られるようなツールが充実していますから、

それに対しての耐性というか、

付き合い方が大事になるでしょう。

 

ただ、学ぶ環境については、

昔よりも今の方が格段に楽と思います。

 

特に、社会科では、

ネットを使うと大変効率的に勉強できます。

ネットがない時代は、

参考書を引いて調べる、

というのが勉強の仕方のひとつでした。

地図を広げ、資料集を出し、書いて覚える、

というのが当たり前でした。

 

ですが、今はネット検索すれば、

戦国武将の顔も、世界遺産も、生産物最新ランキングも、

すべて出てきます。

 

30年前と比べて、勉強の仕方も変わったのです。

 

今の小学生は荷物も多くて大変そうですが、

ネットを使えば、随分楽になるのに、

と思います。

 

国名や国境線は、ずっと変わらないわけではありません。

兄や姉からのおさがりの資料集が古ければ、

間違った知識を得ることになります。

最新情報に関しては、書籍よりもネットが早いので、

うまく利用するといいと思いますし、

保護者に積極的に勧めています。

 

現在、

幼稚園や保育園でふつうに見られる紙芝居。

昭和ひと桁の頃に街頭紙芝居がはじまり、今日に至るのですが、

内容が荒唐無稽、残酷で絵が刺激的であり、子どもの教育上害がある

と批判されていたそうです。

 

これ、すごいですよね。

何か月か前に知ったのですが、衝撃を受けました。

 

冒頭のランキングで、世界の流れを感じ、

紙芝居の批判で、もっと身近に、

時代の流れを感じたのではないでしょうか。

 

現在、ma-senkaには2才から10才までの子どもが通っています。

私が受けた教育を、そのまま伝えようとは思いません。

私が学んで、いいな、と思ったものを伝えようと思います。

 

今、自分が小学生だったら、こんなふうにネットを使うだろうな

今、自分が小学生だったら、こんなふうにカメラを使うだろうな

 

そう思いながら、子どもや保護者に話をしています。

 

先日も、教室生の上の子に、

英単語は画像検索して、それスクショにしたら覚えられるよ

と話をしました。

 

かつては、

書いて覚える、

読んで覚える、

というのが主流だったと思いますが、

これからは

見て覚える、

という人が増えてくると思います。

 

この夏は、いろんなお子さんと関わったおかげで、

どうやって自分の指導法や教育についての考え方をアップデートするか、

考えることが多かったです。

 

ちなみに、もっと幼児教育のアップデートについて知りたい人はこちら

＞＞＞

【落合陽一,藤原和博】幼児教育をアップデートせよ

 

今持っているものを手放し、

新しいものを掴みましょう。

 

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