小学校生活での発言の練習もさせて頂いているなと感じ、とてもありがたいです（小1保護者）

参観授業ありがとうございました。

前回と比べて、見て処理することができるようになってきたなと感じましたし、やっぱりこの授業になると声を出せるというのが不思議でなりません。

小学校生活での発言の練習もさせて頂いているなと感じ、とてもありがたいです。

わかる所はちゃんと声を出して授業に参加する姿勢がとても良かったと思います。

（小1保護者）

 

「雄弁は銀、沈黙は金」

 

と言われますが、沈黙することと話せないことは同じではありません。

 

「小学校生活での発言の練習もさせて頂いているなと感じ、とてもありがたいです」

 

とありますが、沈黙することで評価されることはあまりなく、発言した方が評価される確率は高いです。

4ヶ月後、8月1日（金）から年長児面接練習が始まりますが、面接では、発言することで加点されます。

沈黙は0点です。

 

「おとなしいけど周りをよく見てます」

「喋りませんけど、いろんなことを考えてます」

 

とフォローされても、それでも現場では0点の評価になります。

 

また、声が出ている子どもを見ると、それだけで自信を感じます。

ひょっとしたら本人にそこまで自信はないのかもしれませんが、はっきりとした声を聞くと、まわりはその子どもから自信を感じるものです。

 

毎年、小学校受験をされないにも関わらず、面接練習に参加される方がいらっしゃいます。

受験の有無に関わらず、聞かれたことに答える経験を積むために参加されています。

そのような姿勢、結構大事だと思います。

 

沈黙は減点にはなりませんが、加点にもなりません。

4月になっても、まだ先日受け取った通知表の評価が悔しくて仕方ない親子は、

 

「加点の意識、あっただろうか？」

 

と振り返ってみてください。

 

「エラーはなかったけど、チャンスを全部見逃したな」

 

という心当たりがあれば、点を取りに行く、点を増やしに行く、評価を上げに行く作戦を考えてみてください。

 

先月末、良い評価からそこそこの評価まで、様々な通知表を見せていただきましたが、通知表に地頭の差がそのまま出ているとは思いません。

その時その時の、評価される場面でどのような出力をしたか、あるいはしなかったかが言葉や記号になっているだけだと思います。

 

「傾向と対策」という言葉を幼児に向けて用いることはあまり好きではないですが、小学校入学以降、評価を高くしたいと思うのであれば、何が加点され、何がスルーされるか知る事も、今後生きていく上で大事なことのひとつと思います。

 

その上で、評価関係なく、自分のカラー、自分の主義・主張を出したいと思うものも湧き出てくるでしょうし、それはその子どもの本物の個性として尊重し、伸ばしていかれるといいと思います。

 

心のどこかでは、

 

「数字なんて小さい事気にするな」

 

という思いもありますが、主役である子どもが気にしているのであれば、「加点強化月間」とでも名付けて、キャンペーン的に「陽」の気分で取り組まれるといいと思います。

 

2024年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

＞＞＞

新潟大学附属長岡小学校15名受験全員合格（2024年12月18日）

 

2024年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

＞＞＞