見るのは数字、見られるのも数字。

選んだ方法が正しいかどうかは、数字で判断することです。

数字が良くなっていれば、今のままGO！ですし、数字が下がっていれば修正した方がいいサインが出ています。

 

親の思い込みを変えるには、まわりとの比較が一番です。

まわりと比べるなんて、時代と逆行しているように思いますが、今の保護者は自分の子育てに大変自信を持っているので、言葉と言葉のやり取りでは、まず、修正や変更をすることはありません。

 

変わるのは、順位を見た時です。

 

「こんな順位じゃ、絶対無理じゃん」

 

妄想の世界から現実の世界に引き戻してくれるのは、順位という数字です。

 

「あと何位上げないと」

 

「あと何点取らないと」

 

と、数字を入れた目標設定をしない限り、妄想は止まりません。

 

実際のところ、ここで妄想が止まったら御の字です。

今の保護者は、その先に行きます。

 

「その数字、意味あるんですか？」

 

「そんな順位とか、小さいことに縛られたくないんで」

 

「高校受験の時にはなぜかちゃんとやる気になって、第一志望校に合格しますから」

 

と、数字の出るテストを嫌がります。

親の

 

「自分の理想像を邪魔されたくない」

 

という思いは、目を閉じさせ、耳を塞がせます。

こうして、現実から乖離した妄想親子がつくられます。

 

信じてもいいです。

夢を見てもいいです。

ただ、数字を無視して暴走すると、事故した時、社会復帰が困難になるほど心に深い傷を負います。

同級生との比較を過剰に嫌がり、数字を直視しない親は、

 

「将来子どもの心を破壊するためにレバレッジを効かせてるのかな」

 

と思います。

 

できていないのに自信満々なのは、今まで褒められ過ぎたからです。

できていないのに、

 

「これぐらいならすぐにできるようになると思う」

 

とぼそっと言うと、人間関係を失います。

人間関係がない中で心を壊されると、立ち直る可能性がどれだけ残っているのか心配になります。

 

見るのは数字です。

 

点数は足りているか。

時間内に解けているか。

気持ちは点数として加算されませんが、点数を見れば、親子の気持ちは伝わります。

 

見られるのも数字です。

数字を見られるのですから、気持ちは数字に込めることです。

 

「数字になんか縛られません」

「うちの子の才能は数字では測れません」

 

と思ってもいいですが、それが許されている人が、社会にどれだけいるでしょうか。

数字で測れない生き方を許すのは世間です。

評価は他人が決めます。

選ぶのは自分ですが、評価は他人です。

それを忘れないことです。

 

2023年新潟大学附属長岡小学校に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験14名合格（2023年12月6日）

 

2023年新潟大学附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格（2023年10月21日）

 

2024年3月長岡高校に合格しました。

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