言われなくても自ら勉強する子になってほしいと思いながら、ずっと逆のことをしていました。

言われなくても自ら勉強する子になってほしいと思いながら、ずっと逆のことをしていました。

（幼児保護者）

 

この発言ができるのは凄いことです。

まず、本来思っていても口にしません。

もし言ったとしても、私には言いません。

 

今まで自分が正解だと思っていたことが不正解だったと素直に認められた時、素直に反省の言葉が出てきます。

 

人は誰でも、

 

「自分は正解している」

 

「自分の人生、ずっと正解し続けている」

 

と思いたいものです。

 

ですが、なかなか正解は出せませんし、その時は正解だと思ってやったことが、後になってから間違いだったと気がつくこともあります。

 

今回、こちらの保護者の方はご自身で気がつかれました。

気がつくというのは大きいです。

考え方が変わると行動も変わります。

親の行動、言動が変われば子どもも変わります。

正のスパイラルに入るのも時間の問題です。

 

子どもはもともとしっかりしています。

ですが、今回保護者の方があることを知ったので、さらに本来の力を発揮できるようになるでしょう。

 

問い合わせの電話口では、話せることに限りがあります。

無料体験の時でも、言えることに限界があります。

ですが、教室生の保護者からの相談には、知っている限りのことを伝えています。

 

伝える理由は、

 

「本当はもっとできるのに」

 

と思っているからです。

本当はもっとできるのに、あることを知らないがために、今の成績、今の学力であることが多いです。

 

知った人から上に行きます。

知った人から先に進みます。

 

子どもが上に行かない、先に進まない理由は、親が

 

「自分は正解している」

 

と思っているからです。

心のどこかで

 

「ひょっとして、私、間違ってる？」

 

と思えるのもゆとりです。

劣等感と虚栄心と傲慢さと卑怯さを持っている親は、立ち止まって省みることをしません。

自分の言動を疑えるのは、まだゆとりがある証拠ですし、そのゆとりがある限り、子どもはまだまだこれから伸びます。

 

本来、子どもは可能性の塊ですし、伸びしろだらけです。

なのに、なぜか早めに頭打ち感が見えるのは、親の現状維持の気持ちが子どもの成長の希望に勝っているからです。

 

これだけネットが隅々まで行き渡っているのに、保護者の方が

 

「知りませんでした」

 

という話を聞くと、

 

「話してみるもんだなぁ」

 

と思います。

 

あなたの子どもは、本当はもっとできます。

あなたが何かを知らないがために、今、その現状です。

ひとつ階段を上るのに必要なのは、

 

「ひょっとして、私、間違ってる？」

 

と自分を疑うことです。

私も

 

「自分は正解している」

 

と思いたいです。

思いたいですが、目の前の子どもが伸びない場合、何かが間違っている証拠と思い、アプローチを変えようとしています。

 

ネックになるのは、子どものそばにいる大人の我の強さです。

大人が変われば、すぐに子どもが変わるタイミングでも、

 

「いや、私は変わらないぞ」

 

と、ぐっとお腹に力を入れていては、子どもは変わりません。

噛み締めている顎の力を緩めて、肩の力を抜いて、

 

「いや〜、私、間違ってたんですね!?しまったなぁ〜。気がつかなかったなぁ〜」

 

と、間違いをあっさり認めることです。

まわりは別にあなたを叱責もしませんし、罰を与えることもありません。

反省して、正しい方法通りにやれば、これからは子どもが伸びるだけです。

 

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実際、教室生がこのような成績を修めています。

 

やれば必ずできるようになります。

今週も頑張っていきましょう。

 

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