一番可能性が眠っているのは、不安を感じるところです。

「算数検定、漢字検定、英検。どれが一番不安？」

 

「英検」

 

「じゃあ英語やろう」

 

勉強をしたところで、不安は0にはなりません。

大事なのは、

 

「今、自分は不安を解消しようとしている最中なんだ」

 

と思えることです。

 

不安は、解決しようと動き始めただけで、それだけで少し気が楽になるものです。

心が軽くなったということは、その方向が正しいということです。

 

検定も受験も、結果は相手が決めます。

自分で決めることはできません。

ただ、合格する確率を上げることはできます。

 

危機感を煽るのは好きではないですし、そんな方法で勉強したとしても楽しくないので、試験が終わると勉強から離れていきます。

勉強から離れると、さらに大きな実りを手に入れることはできなくなります。

ですので、基本的には楽しく、充実した学習をしてほしいと思っています。

 

ですが、

 

「今のままだと確実に落ちる」

 

「論理的に考えて、合格する理由がない」

 

ということが子ども、親、私の3者で一致したら、その時は涙を流そうが、夜中に不安で目が覚めようが、やる時はやることです。

 

勉強するから勉強ができる。

単純な理由です。

 

ma・senkaでも、長岡高校理数科の生徒はほかの高校の生徒より勉強しています。

附属長岡中学校の生徒はほかの中学校の生徒より勉強しています。

それだけのことです。

 

今不安なのは、やっていないからです。

今不安なのは、不安を解決しようとしていないことを自覚しているからです。

 

自分が今逃げているのか、前向きに取り組んでいるのか、それぐらいのことはとっくにわかっているものです。

もしわかっていなければ、そもそも適正に欠けるのですから、まずは目標を下げることです。

おそらく、

 

「そんな屈辱的な…」

 

というぐらい下げて、ちょうどです。

わかっていない人は、それぐらいわかっていないものです。

 

英検を受ける生徒には、

 

「そんなに不安ならやらないと。自分がいかに勉強してこなかったか確かめるために、わざわざ試験会場に行くもんじゃないのよ。受けるとなったら、合格目指して頑張らないと」

 

と話しました。

 

この8月、9月で、未就園児2名、年少1名、年中2名、年長2名、小学1年生1名、合計8名入室されました。

皆様それぞれ目標があるようですが、目標が決まると途中過程も決まります。

結果を出すには、ちゃんとクリアすべき通過点をひとつひとつクリアすることです。

ワープ、ショートカットはありません。

 

不安なのは良いことです。

不安を感じるところは、まず間違いなく伸びしろです。

一番可能性が眠っているのは、不安を感じるところです。

 

まずは、不安なところを解消しようと動き始めることです。

英単語を1個覚えるだけでも、不安は軽くなります。

下手な保護者は、ここで

 

「不安の解決の仕方」

 

「子どもに自信をつける声かけの仕方」

 

みたいな本を読みます。

 

もう、

 

「本読むな」

 

と言いたいです。

 

あなたはもう、本を読んでどうこうできるレベルにはいないのです。

自分が崖っぷち、なんならもう落下中と自覚することです。

地獄に落ちていく最中も本を読みたいのなら読んでもいいですが、

 

「今、読むところかな？」

 

と、多少は思うことです。

 

やれば必ず変わります。

親にできるのは、少しでも子どもがうまくいく確率を上げる行動を取ることです。

教育熱心なあなたですから、もう、いい加減本は読んだでしょう。

そろそろ現実に帰ってきて、目の前の子どもにフルコミットしてください。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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