ずっと準備してきた生徒は強い。

私大定員割れ、初の５割超＝小規模校は苦戦―私学事業団

 

幼児が多い教室ではありますが、中高生も在籍しているので、このような話題に無関係ではありません。

定員割れもそうですが、大学受験が保護者の時代とかなりちがうと思うので、今から時々意識して情報を入れられると思います。

大学受験に関わる教室は昨年度営業減益だったと言われています。

おそらく、この流れはこの先もずっと続きますし加速します。

 

今、大学受験で最も意識されているのは推薦入試です。

推薦入試の定員がどの大学も相当増えています。

保護者の方の時代とは劇的にちがいます。

推薦入試で決まるということは、日頃の成績がとにかく大事ということです。

 

推薦にも色々種類はありますが、共通しているのは

 

「常に結果を出し続けていないと勝負にならない」

 

ということです。

この時点で、

 

「やる気になるのを待ってます」

 

「やる気になったら凄いんで」

 

という生徒と、その言葉を信じる親は不利です。

そういう親は

 

「今からそんなにやらなくても」

 

「そこまでやってる人いるんですか？」

 

「もっと要領よくできますよね？」

 

と斜に構えています。

 

どんな構えをしてもいいですが、想像以上に前倒しになっている現実は知っておくことです。

8月上旬、ある企業の採用担当の方と話をしました。

その時、今の高校生の大学受験の準備や流れについて話しましたら、

 

「今、そんなになってるんですか!?」

 

と驚いていました。

採用担当をされている方なので、基本的にその界隈のことについてはよくご存知です。

それでも、この数年の流れの加速感はすごいです。

 

見ていて思うのは、

 

「ずっと準備してきた生徒は強い」

 

ということです。

弱いのは、

 

「やれば絶対に報われるという保障があるのなら、やってあげてもいいですよ」

 

と振り切っていない生徒です。

 

今、中3の人は、何をどんなに勉強しても順位が少しも上がらないことに驚いていると思います。

それは、まわりの人みんな勉強しているからです。

高校では、高1の4月から卒業までずっと不変、ということがふつうに起きます。

大体同じような学力の生徒が集まっているのですから、そのようなことになっても不思議ではありません。

いくら地元でトップの長岡高校でも、合格最低点狙いをして合格した生徒はやっぱり最下層にいます。

そんな人は39歳になっても

 

「でも私、一応長岡高校卒業したんで」

 

と、聞かれてもいないのにカミングアウトします。

 

準備は早めにすることです。

 

「こんなに頑張って、報われなかったらどうしよう」

 

と思っても準備し続けることです。

他者承認されずとも、ずっと準備し続けている人がどこかに必ずいます。

結果を出すのはそういう人です。

 

「準備してないのに、うまくいきましたねー」

 

というのは、低年齢の時だけです。

年齢が上がれば上がるほど準備が必要です。

 

中学生でも、勉強時間と成績はほぼ完全に比例しています。

勉強している生徒は成績が良いです。

勉強していない生徒は納得のいく成績ではありません。

 

足りないところを埋めるのが準備です。

強みを強化するのも準備です。

テスト前日、そこまでパニックになるのなら、もっと早めに準備しておけばよかったのです。

自業自得です。

その苦しみを味わうために、この世に生まれたんだと思うことです。

 

結果を出す生徒は未来の予測を立てます。

結果が出ない生徒は、どこまでいっても

 

「自分の気持ち」

 

最優先です。

気持ち最優先は幼く見えます。

 

「え？まだそんなこと言ってんの？」

 

と謎の顔をされます。

 

でも大丈夫です。

準備する人は、準備しない人ともうすぐ別の世界にわかれていきます。

他人を見て

 

「あの人、全然勉強してない」

 

なんて言う必要がなくなります。

自分は自分で、夢に向かって勉強することです。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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