親が「手間だなぁ」と思うことをひとつずつクリアすること。
「算数検定10級合格しました」
(小学2年生)
昨日、嬉しい報告がありました。
おめでとうございます。
間違いなく合格すると思っていても、実際に受けて、しっかり合格を手に入れるのは大切なことです。
合格は、子どもにとっても大きいですが、親にとっても大きいです。
「過去問はいつも合格点を超えているので、受けたら受かると思います」
という親と、
「合格しました」
という親では、見えている景色がちがいます。
履歴書に、
「本当は受けたら受かります」
とは書けません。
受けるのは手間です。
時間がかかります。
「どんなメリットがありますか?」
「私の努力、報われますか?」
と言いたい親にとっては無駄でしかありません。
だから差がつきます。
差がつくのは子どもの能力ではなく、親が
「面倒くさい」
と思うからです。
「検定会場に行けなくはないけど、そこまでするゆとりがないです」
という人は、そこまでの夢や目標にとどめることです。
所詮、子どもを伸ばすことに親の面倒くさいが勝ってしまう考えしか持っていないのですから、夢や目標を高く持つのはおこがましいです。
面倒くさいと思ったら、夢を手放すことです。
選択肢を減らすことです。
可能性を失うことです。
面倒くさいの罪は重いです。
この考え方は、子育て全般に出てきます。
検定を受けないだけでなく、勧められた本も読まないですし、買うこともありません。
「買った方がいいですか?」
「あとで気になったら買います」
「図書館に並ぶのを待ちます」
という親は、結局チャンスを逃します。
次回、何かで会った時に、お互い
「あの本、どう思いました?」
から会話を始められる人と、
「いや、まだ、えっと、すみません」
から始まる人では、さすがにその後入ってくる情報の質が変わります。
面倒くさいが勝つ親は自信家です。
自分に自信があるので、面倒くさいを優先させても、罪悪感がありません。
「面倒くさいからやりません。それが何か?」
という姿勢です。
それはその姿勢で結構ですが、子どもが学ぶ機会があるかどうかです。
今、読書感想文を書いている教室生も多いですが、強いのは実体験を書ける子どもです。
相談されると、必ず
「自分なりの」
とか、
「自分に引きつけて」
とか、とにかくリアルな実体験を書くように勧めます。
実体験を書かないと、話がどんどん抽象的になります。
小学生、それも低学年で抽象的なことを書かれても、まず、読者が求めていません。
読者は
「この子、おもしろい体験したんだなぁ」
というのを読みたいのです。
特に低学年は、読んで普通に思うことを書くだけでなく、
「ちなみに私は」
から始まる体験談をどこまで書けるかです。
「うちはいろいろやってます」
となれば、今度は
「あなたの子ども、書けますか?」
の段階に来ます。
体験したことを文字にして表現しないと、世間はノーカウントです。
ないと同じです。
「ここまで文字にしないとダメなんですか?」
と思うほど書くことです。
様々な場面で、親が
「手間だなぁ」
と思うことをひとつずつクリアすることで、子どもの経験値がたまります。
経験値不足がはっきり露呈するのは、長岡ですと中3です。
中3ぐらいにならないと、子どもはもちろん、親も我が子の立ち位置にピンときません。
特に、
「どれほど自分の子どもが機会をスルーしてきたか」
は、
「あなたの行ける高校は◯◯ですね」
と言われるまでわかりません。
そして、それを言われた時にはもう遅いのです。
「時間がないんです!」
と焦って問い合わせする親は、先の見通しより面倒くさいが勝ってきた親です。
人として関わるのを躊躇います。
はずれクジが大きな声で喋っています。
断った方が賢明です。
中3で焦る親は、どず黒いほど面倒くさい気持ちを優先させてきた人生です。
片棒を担ぐのは御免です。
しかも、そういう親ですから必ず値引交渉をしてきます。
コマ数もできる限り少なくしようとします。
成績が悪いのに、誰よりも少ない時間で誰よりも結果を出そうとします。
ここでもせこさ、ズルさ、心根の悪さが露呈します。
どこまでもおかしな人です。
素直に思ったことが全部間違いというのは、見ていてかわいそうだとは思います。
大変な人生だったでしょう。
でも、だからといって応援はできません。
もっと早く来ていれば応援できましたが、15歳では勉強しない習慣が仕上がりすぎていて、打つ手がありません。
親が15年間
「面倒くさい」
「そこまでしなくても」
を優先してきた結果です。
子どもの成績を見て頭がどうにかなりそうなら、人に任せず、ご自身で教えたらいかがですか?
今まで散々
「検定なんて受ける意味ありますか?」
と嘲笑してきた報いです。
嘲笑している間に、経験値で差がつきました。
嘲笑している親の子どもは、就職試験の面接でも
「アルバイトでこんなことをして感謝されました」
と、誰も聞きたくない話を嬉しそうに話すことしかできません。
誰も求めていない話を意気揚々と話す、しかもそれは前日親子で話し合って決めたこと、というのが地獄すぎます。
親子揃ってニーズに合っていない、世間にチューニングが合っていないのですから、全方位から認められません。
認めてもらいたいなら、ルールを理解することです。
それでも我を通したいなら、自分がルールブックになれる世界をつくることです。
そこまでの力がないのなら、面倒くさくても、気が乗らなくても、世間の評価基準に合わせることです。
世間は全然多様性を認めていません。
ふつうに勉強してきた人を採用します。
特に何もしなくてもうまくいくのは、国力が強い時です。
日本が元気なら、そんなに頑張らなくても欲しい年収が得られました。
今はそうではありません。
わざわざ、敢えて、意識して、学ぶ機会をつくり伸ばそうとしないと、ふつうに18歳を迎えると、それなりに苦しい生活を送ることになりかねません。
機会はつくるものです。
昨日、午前中に17名小学生が来室しました。
8月、3名の方の体験が決まっています。
入室されている方も、検討されている方も、皆さん実際に動いて機会をつくっています。
時間はあっと言う間に過ぎます。
「まだ小1なんで」
とニヤニヤしていた親が、
「もう小4なんですよ!」
と脳ドックを勧めたくなるほど豹変します。
「いや、その状況を招いたのはあなたでしょ?」
と、まわりは言えません。
ですから、親が情報を仕入れ、実行に移し続ける姿勢というのは大事なのです。
やりたくない、面倒くさいと思っても、それでもやる人はやっていると思うことです。
残るのは経験値です。
「やろうと思ってました」
「受けようと思ってました」
が加点されることはありません。
実行しましょう。
機会をつくりましょう。
その場に行って初めてわかることがあるはずです。
2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。
>>>
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東北中学校
長岡高校理数科
ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。
大きな未来を描いています。
想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。
親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。
親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。
そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。
知能は遺伝だけでは決まりません。
大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。
あなたからのお問い合わせ、お待ちしています。
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