中学生、定期テストの結果です。

定期テストの結果が続々と報告されています。

毎回感心するのは、ほとんどの生徒が自分から

 

「先生、テストが返ってきました」

 

と見せてくれることです。

いつでも

 

「どうぞ見てください！」

 

という成績を取るのは難しいですし、納得のいかない結果を見せないといけないのは嫌なものです。

それもよくわかるので、多くの生徒がすぐに見せてくれるのはすごいと思いますし、言わないと出さない、言われても渋る生徒もいますが、その気持ちもよくわかります。

また、渋っても結局は見せてくれるので、それは

 

「えらいな」

 

と思います。

 

点数が高いのはもちろん嬉しいですが、こちらの予想を超えた点数を取ってきたのを見るのも嬉しいです。

テスト2週間前、英語で「月」「曜日」を覚えていない中1がいました。

頑張った甲斐あって、文法は相当できるようになりました。

整序問題も滅多に間違えないようになりました。

 

「あとはもう単語を覚えるだけ。それだけ残った。もう覚えるしかないわ」

 

と何度も伝えました。

 

結果、98点でした。

 

こちらは単語の暗記が間に合わなかった場合、60点台も覚悟していたので、相当驚きました。

4月30日に

 

「英単語がなかなか覚えられず苦労しているようです」

 

と保護者の方に言われ、その後もずーっとずーっと苦労していたので、点数を見た時、嬉しいというより、とにかく驚きました。

 

自由な発想、柔軟な思考力が大事と言われますが、覚えるものは覚える姿勢も大事です。

 

「覚えておきさえすれば、もっと良い点取れたのに」

 

と悔しい思いをしている生徒が多い中、よく試験日までに覚えたと思いました。

5教科440点を超えたのも立派です。

特に英語と数学が良かったというのも、良いバランスですね。

次も頑張ってください。

 

また、附属長岡中学校の生徒は英語が100点でした。

 

授業中に見たのですが、

 

「え！」

 

と声が出てしまいました。

小学生の時とちがい、中学生にとって100点は遠いです。

得意科目ではみんな100点を目指すのですが、本当に難しいものです。

 

「今回は、今回こそは100点取ります」

 

と言って取れないのが中学校の定期テストです。

そんな中、よく100点を取りました。

 

授業後、みんなで拍手をしましたが、ミスなく100点を取ったのは素晴らしいです。

私が話した後、

 

「何か感想は？」

 

と聞くと

 

「感想ですか？」

 

と少し驚いていましたが、

 

「結構頑張って勉強したので、嬉しかったです」

 

と答えてくれました。

 

結果が出た人は、やっぱり頑張っているんですよね。

才能や向き不向きを言う前に、まずは努力です。

中学生も高校生も小学生も、やればやっただけ結果が出ます。

大人になると、あまりにもいろんな要素が絡みすぎて、

 

「これをすれば必ず結果が出る」

 

というものがあまりありませんし、あったとしてもすぐに見つかりません。

それに比べると、テスト範囲がしっかり決まっていて、準備する時間もあるというのは恵まれた環境、ボーナスステージです。

 

努力すれば結果は出ます。

事実、出ている人がいます。

目標が高ければ、その分努力することです。

次のテストは8月末、あるいは9月初旬ですね。

これからまた頑張っていきましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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