「子どもに任せています」と言う親ほどスタートが遅れる。

「子どもに任せています」

 

と聞くと、先のことが気がかりになります。

うまくいかなかった場合、こちらの責任に寄せようとするからです。

 

「子どもに任せています」

 

というのは、言葉通りに受け取れば子どもを信じているように思えます。

ですが、

 

「私に責任はありません」

 

「私は責任を取りません」

 

という意思が隠れています。

 

「子どもに任せています」

 

という親ほどスタートは遅いです。

それは当然です。

子どもが自らの意思でちょうどいいスタートを切るなんてことは普通ありません。

 

スタートが遅いので、まわりに比べるとできない、遅い、知らないことだらけです。

そこで、

 

「私の判断が遅かったか」

 

と反省することはありません。

 

その時通っている塾の責任にします。

 

「子どもに任せています」

 

と言う親は永遠に無責任です。

まわりはいつも被害者です。

 

「子どもに任せています」

 

と言うのはかっこよく見えます。

ですが、よくよく見てみると単なる無責任、関わると損する未来しかありません。

 

目標がはっきりしている、あるいは目標が高い場合、子どもに任せたままだと達成は難しいです。

子どもに任せるという放任ではなく、子どもと建設的に話し合う選択肢も考えてみることです。

 

「子どもに任せています」

 

と言ってうまくいっている子どもの保護者が何もしていないかというと、全然そんなことはありません。

 

「私、家でいろいろやってます」

 

と言う親より、もっといろいろ工夫して実行している場合が多いです。

 

「子どもに任せています」

 

と言って、親が逃げないことです。

 

「この親、逃げたな」

 

ということだけはなぜか相手に伝わります。

それだけはちゃんと伝わります。

その時、

 

「子どもに任せています」

 

と言って、誰が信じてくれるでしょうか。

半笑いで

 

「はいはい」

 

と言われる未来が待っています。

 

その未来を変えられるのは親だけです。

綺麗な言葉で、自分は何を隠そうとしているのか認識することです。

つらいですが、

 

「自主的に学んでるなー」

 

と思われる子どもの親ほど、先を見据えて、子どもに関わっています。

子どもを変えるのは外部からの刺激です。

 

皆さんは今、刺激を与えていますか？

子どもから意欲を感じないのは、そもそも、親が刺激を与えていないからではないですか？

そこで

 

「子どもが意欲的になったら」

 

「子どもに任せています」

 

というのはギャンブルの臭いがします。

 

「受験に間に合わせる気があるのかな？」

 

と思います。

 

気持ちは言葉に出ます。

 

「子どもに任せています」

 

を美談と受け取ってもらえるキラーフレーズと思ったら大間違いです。

そんな呑気な構えで、なぜ、そこまで18歳の目標が高いんですか？

そこまで目標が高ければ、さっさと関わり方を変えましょう。

子どもが考える機会を増やしましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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