準備は焦りを感じない時に始めるものです。

5月は行事はありますが、試験はない人がほとんどです。

高校生は真っ只中ですが、ほかの生徒にとってはまだだいぶ時間があると思っているでしょう。

 

附属長岡小学校受験も同じです。

 

「夏から準備すれば十分、というか、準備なんている？うちはしないよ」

 

という方は相当多いでしょう。

結果をアピールすることはあっても準備をアピールすることはほぼありません。

どんな準備をしているかは、身近な人しかわかりません。

 

「そんなの見なくてもわかります」

 

と思われるのでしたら、それはそれでいいじゃないですか。

準備が必要と思う人は準備して、必要でないと思うならそのまま当日を迎えましょう。

 

能力の準備。

心の準備。

時間がかかるのは、

 

「うちの子、幼いよなー」

 

と思う子どもです。

幼さは家庭環境がつくりました。

家庭環境をつくった親の意識が目に見える形になって現れています。

なのに、それなのに

 

「うちはマイペースでいきます。マイペースって大事ですよね？大事じゃないとは言わせないぞ」

 

とイキっても、幼くてもいいと思う価値観の親を入学させる理由はあるのだろうかと思います。

 

多様性は社会の中で認められるものですが、学校や会社、組織は一定の規律、方針のもとに運営されています。

学校の方針、会社の方針に合わせられなければ、それは御縁がなくて当然です。

方針を知っているにも関わらず、

 

「でも、うちの子の個性は認めてくれますよね？」

 

は図々しいです。

 

遅れを取り戻すのは努力であり準備です。

そのままの子どものありのままの姿を披露する場所と思ったら大間違いです。

試験とは、

 

「今日までどんな準備をしてきましたか？」

 

という確認作業です。

自信と思い込みは加点対象ではありません。

 

準備は進んでいますか？

当日力が出せるように、当日を想定して準備できていますか？

当日、あなたは全力を出せるかもしれませんが、まわりもみんな全力ということをお忘れなく。

まわりもみんな全力です。

 

「今日、うちの子は必ず合格するんだ」

 

と思って会場入りしています。

あなたが本気なように、まわりも本気です。

ma・senkaは小さな教室ですが、こんな小さな教室にも年長児が19名通っています。

全員受験するわけではないですが、認定こども園でもないのに年長児が19名いるというのは、なにか皆さんも思うことがおありかと思います。

 

大事なのは準備です。

準備は焦りを感じない時に始めるものです。

焦ってからでは遅いです。

焦らない、焦れない理由は知らないからです。

知らない理由は、知ることができる環境に親がいないからです。

環境格差は、親の自然な感情にも影響を与えます。

環境が整わないと、焦ることすらできません。

感じられないのは悲しいです。

ピンとこないというのは人として何か重大な欠落があるように思えますが、それは本人の能力の問題だけでなく、環境の問題も大いにあります。

 

耳に入って来なければ焦れません。

目に見えなければやる気になりません。

 

環境が整えば、時期を逃さず、気持ちに左右されず努力が続きます。

あなたは準備、進んでいますか？

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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