勝負してないだけのマイペース。

望む結果があれば、通過点を通過することです。

 

「マイペースでいいですよ」

 

と言いますが、目標が高ければ、マイペースは危険です。

 

「そのマイペースで合格できると思ってるの？」

 

と思われるということは、間に合わないということです。

マイペースを貫き通したいなら、目標を下げることです。

それが嫌なら、マイペースをやめて、合格するペースに上げることです。

 

「私らしく」

 

「自分のペースで」

 

は美しいですが、結果が出ていないのなら、それは遅いのです。

 

 

私は遅い。

 

 

自覚することです。

公立中学校の授業のペースを見ていると、どう考えても高校受験に間に合うと思いません。

中学校側もそれぐらいわかっているはずですし、

 

「みんな、うちの中学校のペースが高校受験に間に合わないの、知ってるよね？」

 

という甘えが見られます。

 

そんな世界の中で、定期テストの結果に振り回される日々を過ごしていたら、高校受験に間に合わず、シンプルに大学受験を諦めることになります。

15歳の遅れを18歳で取り戻すのはさすがに無理です。

やれば無理ではないかもしれませんが、だって、その人はマイペースが好きなんでしょ？

だから無理です。

 

争いが起きないようにマイペースを推奨するのかもしれませんが、18歳になって初めて

 

「いや、こんなペースじゃ間に合わないってことぐらい、ママはわかってたよ」

 

と言われて、子どもは耐えられるのでしょうか。

 

長岡は高校受験が最終ゴールの空気の土地です。

高校受験が終わった日には、

 

「ビールかけでも始めるのかな？」

 

というぐらい家族全員開放感に包まれ、その余韻が高校入学式まで続きます。

それは大学受験で通用しないわけです。

 

どうして、

 

「さあ、ここから」

 

という時に明るい笑顔で退場するのでしょうか。

全然意味がわかりません。

わからないのですが、まわりのみんながそうしているからそうしているんでしょうね。

 

今、

 

「遅れてる」

 

と思ったら、それは遅れています。

この長岡でまわりの人に聞いて、

 

「まだみんな何もしてないって言ってるから大丈夫か」

 

と安心しないことです。

 

長岡で生きて長岡で死ぬのならマイペースでいいでしょう。

大学受験という全国区の戦いに参加するつもりなら、

 

「私は遅れてる」

 

と早く自覚しましょう。

 

「それで自信がなくなったらどうするんですか！」

 

という人は、そもそも大学受験に向いていません。

不適格です。

不適格ということが早めにわかって良かったのです。

みんなが大学受験に向く必要はありません。

見栄とプライドだけで受けようと思う人は早々に除外されて当然です。

 

今のマイペースの意図はなんでしょうか。

 

なぜ、そのペースなのでしょうか。

 

まわりから

 

「勝負してないだけじゃん」

 

と言われるマイペースではないですか？

 

誰も傷つけない優しい時代だからこそ、身内しか厳しい目を向ける人はいません。

 

「特に誰からも何も言われませんでした」

 

というのは、問題ないから言われなかったのではなくて、アップサイドを狙っている気配もないしやる気もないと思われているだけです。

 

目標があるのなら、目標が高いのなら、やることは自ずと決まります。

自分に合った目標に変えるのか、それともやっぱり目指したいのか、それは本人が決めることです。

 

時間はあっという間に経ちます。

 

今、小2の人は、小1でやるべきことを全部マスターしたのでしょうか。

今、小5の人は、小4でやるべきことを全部マスターしたのでしょうか。

 

幼児のうちは

 

「先取り！先取り！」

 

と余裕で攻めていた親子が5年後には火の車、自転車操業、大借金生活というのは全然あります。

最後まで油断しないことです。

 

今、

 

「私は遅い」

 

と思ったら、それは遅いのです。

 

「そんなことない」

 

と言ってくれる人が多すぎるのが長岡の弱点です。

優しいのか無関心なのか微妙です。

 

「この人、大学進学のことまでは考えてないだろうな」

 

ということはよくわかります。

 

実際、集中してやるべきことに取り組めば、思った以上の結果が出るものです。

それがまだ出ていないというのは、伸びしろをだいぶ残したままということです。

 

マイペースもいいですが、まわりの友だちと切磋琢磨もいいものです。

ひとりでは頑張れなくても、みんなと一緒だと頑張れる子どももいます。

結果的に、子どもが伸びればいいのです。

まだ試していない方法があれば、躊躇せずやってみましょう。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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