現在ma・senkaには来月から年長になる子どもが17名います。

毎年10数名の方が

 

「附属長岡小学校受験で検索しました」

 

と言われて体験に来られます。

 

ありがとうございます。

 

「ネットで調べても結局よくわからなくて、直接聞いてみようと思いまして」

 

と言われますが、それはそうだと思います。

 

こちらも、あなたとあなたの子どものことを知らないので、あなたとあなたの子どもがするべきことを、ここに書くことはできません。

これがネットの限界です。

 

調べても調べても、

 

「うちの子にちょうどいいアドバイス出てこないわ。ネットって全然役に立たないよね」

 

と思って当たり前です。

何しろ、あなたはあなたとあなたの子どもの情報を誰にも提供していないのですから。

 

アドバイスの質は、どれだけ自分自身を晒し出すかによります。

ネットの場合、

 

「私は自分のことを明かしません。インプット専門です。さあ、早く私にちょうどいい情報を出しなさい」

 

というスタンスで向き合ってしまいます。

 

ですから、聞くならリアルに限ります。

リアルであれば、あなたとあなたの子どもに合った情報と改善策が、その場でわかります。

 

情報で大切なのは、

 

「あなたとあなたの子どもに合っているか？」

 

です。

 

皆さんが

 

「子どもに合った教育を探しています」

 

と言われるのと同じように、アドバイスも、皆さんにチューニングが合わないとあまり意味がありません。

 

世間で是とされているものを取り入れることよりも、

 

「子どもに合っているか」

 

をどこまでも貪欲に追求した方がよっぽど効果的ですし、最短距離で向上できます。

 

ネットは基本的に何かを調べるのに大変便利ですが、

 

「子どもを変えたい」

 

と思った時には、まだまだ足りないものを感じます。

それは、子どもがあまりにも多様だからです。

 

調べても調べても、

 

「で、結局私は具体的に今からどうすればいいの？」

 

という疑問と不安は残ります。

 

それはそうです。

ネットはあなたのことも、あなたの子どものことも知らないからです。

見せてないのに、答えてくれるわけがありません。

 

適切な答えが得られるのは、あなたが自分自身と、あなたの子どもを見せた時です。

 

 

現在ma・senkaには来月から年長になる子どもが17名います。

17名、まったくタイプがちがいますので、17通りの指導をしています。

 

 

ですので、

 

「年中さんは、今どんなことをしてるんですか？」

 

と聞かれましても、綺麗にスパッと具体的に言えません。

本当は、

 

「これとこれです！」

 

と言えた方が、わかりやすさと言語化が評価される今の時代に合っていると思いますが、実際に子どもがみんなそれぞれちがうので、そう簡単に言えないものです。

 

ネットで調べてスッキリしないのは当たり前です。

ネットでなくても、

 

「何をしたら合格できますか？」

 

と電話で聞かれたとしても、あなたの子どもを見ない限り、適切なアドバイスはできません。

仮にアドバイスしたとしても、

 

「直接見てもないのに、よくそんなこと言えるわね」

 

と気を悪くされると思いますので、それは誰も幸せになりません。

関わった人全員漏れなく不愉快になるような電話はしないことです。

 

逆に、たった45分でスッキリするのは実際に子どもを見てもらった時です。

 

年齢の割に集中力があるのか、ないのか。

年齢の割に思考力があるのか、ないのか。

年齢の割に取り組む姿勢が良いのか、そうでないのか。

 

それらは見ればわかります。

逆に、親が子どもを誰にも見せなければ、それはわかりません。

 

伸びる子どもの親は、子どもを見せます。

伸びない子どもの親は、子どもを隠します。

弱みは決して見せません。

 

そのせいで、強みを伸ばす機会も失います。

 

子どもに社会性を求める割に、親に社会性が足りないせいで、強みは輝かず、弱みはいつまでも弱みのままです。

 

体調が悪い時、病院で

 

「全然元気です」

 

と見栄を張る人はいません。

ですが、勉強の話になると、困っている人に限って

 

「全然大丈夫です」

 

と言ってしまいます。

私は、中高生に

 

「最近、勉強どう？」

 

と聞いた時に、

 

「全然大丈夫です」

 

と言われたら、

 

「ヤバいな」

 

と、即、思います。

 

「大丈夫なわけないじゃん。まわりのみんな必死で勉強しているのに、大丈夫なわけないじゃん」

 

そう思います。

 

私にとって生徒からの

 

「大丈夫です」

 

は、

 

「少し気になる」

 

ではなく、

 

「深刻な不安」

 

です。

 

できる生徒ほど、不安な箇所を具体的にすぐ言います。

大事なのは、すぐに自分の不安な箇所を言えることです。

すぐ言えるということは、いつもそのことを考えている、自覚しているということです。

自覚のない人が克服することはありません。

自覚できていれば克服する可能性があります。

 

教育は、今でもリアルがコスパもタイパも良いと思います。

特に幼児の場合、子どもそれぞれ全くちがう上に、その日の気分でも全くちがうので、

 

「おうちで毎日ママと計画的な学習」

 

なんて、うまくいかなくて当然です。

それをネットでちょこちょこっと検索して解決しようとするのはみみっちいです。

気持ちでもう負けています。

 

弱点をさらすのは恥ずかしいです。

でも、こちらは、

 

「恥ずかしさを乗り越えて教室に来られたんだな」

 

「それでも子どものためを思って来られたんだな」

 

という気持ちを受け取るつもりです。

 

子どもの状態を隠したまま、子どもに合わせた教育をうまい具合に得ようとするのは無理です。

まず、それを受け入れることです。

 

現在ma・senkaには来月から年長になる子どもが17名います。

それぞれの子どもがそれぞれのプランで前向きに頑張っています。

 

すでに、頑張っています。

 

ご興味ある方、お待ちしています。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属長岡小学校受験5名合格（2022年12月）

新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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