時間の延長、コマ数増加希望を親が言うか子どもが言うかだけで、出てくる結果が違います。

以前私に

 

「野心家じゃん！」

 

と言われた中学生ですが、５教科467点でした。

目標の点数を超えていましたし、よく頑張ったと言えるでしょう。

 

 

テストの結果は良かったのですが、目指している高校がだいぶ上なだけに、今回のような点数では足りないのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか？

目指している高校はあるのに心はついていかず、現実もまだ見えていない状態ですが、親なりにサポートできたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

（中学生保護者）

 

 

読んですぐ、

 

「だから結果が出るのか」

 

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

昨日も書いたように、できる子どもの親は手堅いです。

 

「勝ちに行く」

 

というより、

 

「負けないようにする」

 

手堅さが光ります。

昨日、この生徒から

 

「○時までお願いします」

 

と時間の延長をお願いされました。

 

時間の延長、コマ数増加希望を親が言うか子どもが言うかだけで、出てくる結果が違います。

子どもの覚悟が違いますから当然です。

現在高３の生徒も本人の口からしか希望日時、希望内容を聞いたことがありません。

 

親が言うか子どもが言うかだけで、自覚の度合いが100倍変わります。

 

「環境整備は親がしましょう」

 

とは言いますが、その環境下で親に

 

「あれをやってください」

 

「これをしてください」

 

「この確認お願いします」

 

と要求したことはほとんどありません。

環境が整えば、あとは子どもが自然に自分の頭で考えて、手を使う、口を使うようになります。

 

最初は親と一緒にいた２歳児が、今年に入ってから親と離れて楽しく課題に取り組めるようになりました。

 

「考える」

 

に

 

「寂しい」

 

が勝つと教育になりません。

母子分離という言葉は、嫌な人には本当に嫌な言葉だと思いますが、

 

「ママがいない」

 

「ママに会いたい」

 

が強い限り、教育は先に進みません。

 

「それなら家で」

 

と思うかもしれませんが、長い人生、評価するのは他人です。

他人の前で力を出さない限り評価は得られませんし、収入も得られません。

恥ずかしがり屋、人見知り、それはそれです。

出力しない限り、評価はゼロです。

 

言わない、動かない、書かない、作らない人は、社会から

 

「評価しない」

 

を与えられます。

 

まわりは別にいじめているわけではありません。

なにか出してくれれば評価する姿勢ではいるのです。

あとは、その期待に応えるだけです。

 

中学生も、志望校を口にするのは勇気がいったと思います。

ですが、口にしたからこそ湧いてくるやる気もあります。

まず、時間の確保をしたのは素晴らしい判断でした。

勉強を優先順位の１番に持ってくるのは、進学を考えれば当たり前のことですが、

 

「まだ中学生」

 

と思えば、少しは酷なことかもしれません。

ですが、本人が目標を持って、本人がやると決めたことです。

また高い目標を掲げて、

 

「やっぱり野心家だなぁ！」

 

と言わせてほしいです。

 

2022年新潟大学附属長岡小学校、附属幼稚園に合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験3名合格（2022年10月）

 

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