努力できるのはまわりの人のおかげです。

長岡市内の多くの中学生は、定期テスト1週間前になりました。

長い夏休み直後のテストです。

ここでわかるのは、

「自由を与えられたらどうなるタイプの生徒か？」

ということです。

夏休みは学校の授業は1mmも進みません。

習った範囲を忘れず、すぐに記憶から取り出して使えるようにしておけばいいだけです。

しかも内容は高校の定期テストに比べて10倍楽です。

これだけイージーなテストですから、準備さえすればそんなにおかしな点数を取ることはありません。

ですが、家でひとりで勉強するのは難しいものです。

13歳になっても16歳になっても難しいです。

いくらテストの結果が公式記録として卒業まで残るとわかっていても、だからといってやる気になるかというと、そうはなりません。

たとえやる気になっても、実際に手を動かす努力ができるかというと、それはまた別の話です。

やる気はある。

でも、やれない。

これがごく普通の生徒の姿です。

やる気を出し、結果につながる努力ができるようにするには、特定の場所で特定の人と一緒に勉強することです。

部活で成長を感じたり、仕事で結果が得られたりした時、

「まわりの皆さんに助けられました」

「まわりの方のおかげです」

「自分ひとりじゃ、とてもこんなにできません」

という気持ちになった経験は何度かあると思います。

勉強も同じです。

場所や人のおかげで自分の勉強が進む、ということはよくあると思いますし、できる生徒はそれを意識的に活かしていると思います。

子どもたちを見ていますと、場所や人が適切な場合、波に乗って遠くまで行けるように思います。

独学、自己流を選ぶと、波に逆らいながら泳いでいるように感じます。

苦労するのは、勉強の中身で十分です。

「勉強したくてもできない」

「テストが迫っても、どうにもやる気にならない」

「やる気にならないし、できない自分にイライラするけど、それでも手につかない」

そんなことで苦労している場合ではありません。

はやく勉強の世界で集中して、覚えることは覚える、計算力を鍛える等、目標に向けた努力をすることです。

「家で勉強できてません。なので、家で勉強できるようにしたいです。どうすればいいですか？」

これを解決できるほどの力を、私は有していません。

私にできるのは、

「教室で、みんなと一緒に勉強してみてはどうですか？」

という提案だけです。

波に逆らって、しかも前に進まず流されるだけなら、いっそのこと作戦変更して、波に乗った方がはるかに楽で楽しいです。

波に乗った時初めて、

「こんなに楽しちゃっていいの？」

「今まで何してたんだろう」

と思うようになります。

ma・senkaの保護者の大半が共働きです。

ですので、2歳、3歳が夕方5時から来ることもありますし、土日に通われている方もいます。

親も無理せず、子どもも無理せず、できれば楽しく勉強できたらいいなと思います。

苦労するのは勉強の中身で十分です。

それ以外のところでの苦労をどこまで軽減できるかが、長く続ける秘訣です。

「みんなと一緒に」

というのは、子どもにとってビックリするほど効果的です。

人は困った時ほど視界から人が消えていきますが、困った時ほどまわりの力を借りた方がいい場合が多いです。

明るく前向きにまわりの力を借りましょう。

そして、成長したら、今度はその力をまわりのために使いましょう。

その成長の循環を、初めて体験に来られた方にも感じていただけたら嬉しいです。

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格【2021年10月22日合格発表】

新潟大学附属長岡小学校受験8名合格【2021年12月1日合格発表】

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