「この夏は家で勉強しよう！」と思ってもなかなかうまくいかない

昨日ネットに出た記事がこちらです。

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｢夏休みは自室で勉強するな｣東大生が言い切る訳

受験の天王山である夏に勉強の質を上げるコツ

教室では、みんなよく勉強します。

ですが、教室で勉強できているからといって、家でも同じようにできるだろうとはあまり思いません。

そう思っていたら、上記の記事が出ていました。

東大を目指す高校生でも環境に左右されます。

ですから、小学生や中学生が家で勉強できない、環境に左右される、というのは当然です。

目標ははっきりしているのに、今の環境が合っていないために結果が出ていないというのは、子どもが自分で気がついて改善に向けて動くというのは、大変難しいです。

「今の環境を変えずに、勉強するのが当たり前」

という家庭で育つのか、

「子どもにふさわしい環境があると思えば、すぐに行ってみるのが当たり前」

という家庭で育つのか、ずいぶん違います。

この夏休み、東京から受講しに来られている方がいらっしゃいます。

初日からフルタイム受講と個人面談です。

久しぶりの再会も嬉しいですが、教育にかける思いが以前と変わっていないのが大変嬉しかったです。

記事の中に

「進学校の生徒はなぜ勉強がデキるのか」

「それはまわりの生徒もみんな勉強するから」

とありました。

「まわりのみんなが勉強してる」

ことの効果は、子どもにとって大変大きいです。

「みんな勉強してるのよ」

と100回言うよりも、同級生も年上も年下も勉強している姿を見せた方が、よっぽど取り組む姿勢が変わります。

初めての3時間受講で心配していましたが、とても元気な声で

「ただいまー！」

と帰ってきました。

その声を聞いて、

「楽しく勉強したんだな」

と安心しました。

「明日も予定通り行けそう？」

と聞いたら、

「うん！行く！」

と即答でした。

ありがとうございました。

（小1保護者）

集中力も体力も、子どもの中にすでにあります。

あるのですが、親もとにいると、その力を出し切りません。

ない力をつけるというよりは、すでに持っている力を外に出せるようにまわりの環境の力を借りる、という感じでいいと思います。

教室生の消しゴムを見て、

「ここではこんなに集中しているのに、学校では・・・」

と思うこともあります。

子どもを本気にさせる、意識を勉強に向けさせるのは、いろんな条件が整わないと難しい、繊細な工夫が必要です。

家でできなくて普通です。

また、夏休みに入って1週間経った今、ダラダラ真っ最中で普通です。

親が書籍から拝借した

「子どものやる気を引き出す言葉」

を投げ掛けても一蹴されます。

握りしめたスマホを手放すことはありません。

なんなら鼓膜に届く前にノイキャンされています。

子どもが無視できないのは、ほかの子どもたちが束になってみんな勉強している姿を見た時です。

親が

「もうそろそろやらないといけない」

と迫られた時にするのは、子どもの耳に声を届けるのではなく、子どもを勉強しやすい環境に連れて行くことです。

2021年新潟大学附属幼稚園に2名、新潟大学附属長岡小学校に8名合格しました。

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新潟大学附属幼稚園受験2名合格【2021年10月22日合格発表】

新潟大学附属長岡小学校受験8名合格【2021年12月1日合格発表】

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