もちろん勉強させたいですよ。でも、結局はお金じゃないですか？
人はいつからでも成長できます。
どの子どももそうだと思いますし、大人でも成長できると思っています。
ただ、試験であったり、納期だったり、自分ではない他人の評価基準に合わせるとなると、マイペースでは大概間に合いません。
「絶対に間に合わせるんだ」
というつもりで計画を立てていかないと、やる気が出るまで待つ姿勢では、〆切に間に合いません。
自分自身の成長ということであれば、毎日少しずつの勉強、練習、仕事でいいのですが、
「間に合わせないとえらいことになる」
となった時、さすがに定時で帰るとか、土日は休みますとか、やっぱり言えないです。
世の中的には
「労働時間を守りましょう」
「無理はしないようにしましょう」
という流れです。
ですが、結果を出している人は、どこかで必ず勉強しすぎ、働きすぎ、のように見えることをしています。
プロフェッショナルの庵野秀明さんを見ても、定時に帰るとか、残業はしないとか、休日があるとか、とてもそうは見えません。
やるとなったら、自分が〆切に合わせようとしないと、マイペースで結果を出せるなんて、とてつもない天才だけと思います。
あるいは、目標をグッと下げるかです。
ほっといたら、子どもの考えることは
とにかく遊びたい。
勉強はできる限りしたくない。
できれば勉強時間は0がいい。
勉強してなくても成績良い人いるもん。
でも、できれば良い学校に行きたい（またあの子と同じ学校なんて、もう無理）。
そういうもんです。
おかげで、ほんの少しでも努力すれば勝てます。
教室生の中高生の成績を見ますと、言い方は悪いのですが、
「同級生のおかげ」
と思います。
同級生が、もう、本当に全っ然勉強していないのがよーくわかります。
私の言う通りに勉強した生徒は、平均点65点のテストで94点、学年トップです。
平均65点ということは、50点以下の生徒が相当います。
教室で、全然特別なことはしていません。
ただ、やるべきことを時間がかかってもやっただけです。
時間はかかりますが、どんなに遅くても夜9時には終わりますので、体調管理もそこまで気にしなくて大丈夫な範囲です。
しかも、幼児から高校生までどんなに回数多く通っても¥24,000が上限ですから、授業料の心配もいりません。
別途に教材費もいただいていないので、今、ma・senkaで¥24,000以上払っている人はいません（兄弟姉妹は別ですが）。
ですから、
「もちろん勉強させたいですよ」
「でも、結局はお金じゃないですか？」
その悩み、上限の決まっているma・senkaにはありません。
あるとすれば、送迎できるかできないかです。
保護者の皆様、いつも送迎ありがとうございます。
「子どもですよ？」
「体力持ちますか？」
というのでしたら、実際に見てみて下さい。
2歳児が、3時間授業を受けた直後の表情。
年長児が、6時間授業を受けた直後の表情。
実際に見て判断しましょう。
「私より賢くなってほしい」
「私より良い学校に行って欲しい」
そう思ったら、自分にとって
「きっと良いんだろうけど、今の自分にとってはなんか不快」
と思うことも選択していく必要があります。
「自分はこうしてきたから、あなたもこうして」
と子どもに教育していくと、親と同じ学歴、親と同じ苦労を体験することになります。
自分にとって違和感のあるものも、柔軟に取り入れることです。
柔軟さとは、
「今からやるの？」
「そんなことまでやるの？」
「そんなにやるの？」
と、違和感を感じるものをどれだけ取り入れられるかです。
会社でも、創業時のビジネスと、10年後のビジネスでは全然ちがう会社がたくさんあります。
柔軟性を持つのは、生存する上で大事なことです。
特に、
「子どもがわがままで」
「子どもが頑固で」
「子どもが言うことを聞かなくて」
という保護者の方は、
「私は柔軟性を持っているのだろうか？」
と試されていると思ってください。
と、この文章をMacBook Proで打っている手が震えているのは、私も毎日子どもの予想外に翻弄され、柔軟性を試されているからです。毎時間「ええっ!?」とビックリすることだらけです。3歳の子どもに「おでこください」と言われて（しかも5回）どんな反応をすればよかったのか、今でも悩んでいますし、特に良い「返し」ができなかった自分が悔しいです。「前頭葉はやめよう。カイジでも耳と指よ」と言いたかったんですが、さすがにまずいでしょう。←いやいや！今も言わない方がいいよ！幼児教室だぞ！
「私は数学で苦労したんだから、あなたも数学で苦労しなさいよ。わかった？」
そんな親、嫌でしょう。
それよりも
「あの時勉強しておけばよかったって、ずっと思ってるよ。でも、今、もしあの時に戻っても、あの環境だと、やっぱり勉強はできなかっただろうな。だから、いつ、どこで、誰と勉強するかは、ものすごい大事よ」
と言ってあげた方がいいでしょう。
「私は苦労した」
「だから、あなたはその苦労をしなくていいように配慮できるところは配慮します」
「もちろん、結局勉強するのは自分自身だけどね」
「全力で応援はします」
このスタンスで、いたいものです。
直前期は焦るものです。
しかも、夏期講習、直前講習で本人が成長を実感できなかった場合、
「とにかく苦しい」
という気持ちになります。
そして、
「あの時、勉強しておけばよかった」
「あの時、どうして勉強しなかったんだろう」
と思います。
また
「あの時、もっと勉強を教えてほしかった」
という子どももいます（教室生談）。
授業料は、上限が決まっています。
あとは、時間をどう使うかだけです。
「テストまでに、あと○回しか教室に行かないんだ・・・」
「テストまでに、あと○時間しか教室にいないんだ・・・」
と計算して、緊張感が走らなかった中高生はいません。
子どもたちは、こうして時間の貴重さ焦りや不安とともに学んでいます。
「自分は時間がかかるんで」
とわかっていれば、早めにスタートすればいいだけです。
時間がかかるタイプなのに、
「みんなまだ始めてないから大丈夫だよ〜」
と言っていたら、子どもならいいですが、社会人でしたら別室で懇々と詰問されても仕方ありません。
自覚は、待っていてもしません。
幼児も、小学生も、中学生でさえも、自覚するのは難しいものです。
まったく自覚しないままでも結果が出るようなレールを引くのは、大人しかできないことです。
子どもが変わる！
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想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。
親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。
親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。
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