TOP お知らせ一覧

2021.03.01 待つ、見守るで、タイプを探そう

待つ、見守るで、タイプを探そう

「子どもへの対応の仕方はそれぞれですね」

 

と言っていますが、実際、どんな感じかというと、本当にそれぞれなので、なかなかこのような場所で書きづらいです。

あまりに個別具体的すぎるので、書くよりは、ほぼ毎週実施している個人面談でお話した方が、お互いにとっていいような気がします。

 

ただ、私も

 

「こんな風にしています」

 

ということは説明できたらと思いますので、今日はそれについてお話します。

 

ある子ども(Aさん)に対して

 

「今日は問題が6問あります。どこからやってもいいし、やる順番もぜんぶ自分で決めていいです」

 

と伝える一方、Bさんには

 

「今日はこの問題からいってみましょう」

 

と言って始めてもらいます。

 

Aさんには、取り組む課題の全体量を見せます。

どこから取り組むか、次にどれをするか、基本的にAさんに任せています。

一方、Bさんには、ひとつひとつ問題を出していきます。

次にどんな問題が出るのか、時間内にどれぐらいの量を解くのか、Bさんにはわかっていません。

 

 

皆さんは、AさんとBさん、どちらの方が、課題に集中できるでしょうか?

 

 

私はAさんのタイプだなぁ、と思うことの方が多いです。

まず、全体像を知りたいです。

ゴールまであと何問なのか、どれぐらいかかるのか、今全体の何%ぐらいできたのか、それを知って、あとは自分のペースでやりたいなぁと思います。

 

一方、「絶対Bさんの方がいい」という教室生がいます。

まずは解いてみる、とにかくスタートしてみる、目先のことに一瞬で集中して取り組むのが楽しいのです。

 

ここで大事なのは、どちらの方がいい、ということではないということです。

良し悪し、優劣とは関係ありません。

タイプとして、どの子どもにどのような課題の出し方をした方が集中できるか知っておくと、長時間勉強しても疲れにくいです。

 

たとえば、私のようなAさんタイプが、問題をひとつひとつしか出してくれなくて、

 

「今日はどれぐらいやるんですか?」

 

と先生に聞いて

 

「それはこっちで決めるから、あなたは目の前の問題に集中して」

 

と言われたら

 

「この先生、自分のことを全然理解してくれてないな」

 

と思います。

 

一方、Bさんタイプの子どもが

 

「課題は全部で何ページです。やる順番は自由です。自分で決めてください」

 

と言われると、

 

「どこからやったらいいか、全然わからない」

 

という気持ちになって、まったく手が止まったままかもしれません。

 

子どもによっては、ある課題はAタイプでさせてほしいし、ある課題はBタイプでさせてほしい、という混合型の子どももいます。

 

その子どもたちに合わせようとするので、授業中に教室内をずっと行ったり来たりしています。

 

当たり前ですが、最初から子どものタイプはわかりません。

いろんなアプローチを子どもにしてみて、

 

 

この時は集中できた

 

この時は手が動かなかった

 

この時は不服そうな感じがした

 

最初はテンション高かったが、飽きるのが早かった

 

最初は全然進まなかったが、終わってみると今までで一番良い取り組み方だった

 

 

というデータが出てきます。

 

子どもを伸ばしたい。

ただし、時間は限られています。

 

また、幼児、しかも言葉が通じない年齢の子どもたちもたくさんいますので、その子どもたちに向かって

 

「はやくやりなさい」

 

「言われたことはちゃんとやりましょう」

 

と言っていたらおかしいです。

 

「お願いだから、この問題解いて」

 

とお願いしても子どもには伝わりませんし、そもそも、それでやる気になる子どももいないでしょう。

 

やっているふりをする子どもはいると思いますが、「勉強しているふり」で大人を騙そうとしている子どもの未来はつや消しブラック(プラモデルなら重厚感が出ていいですけどね←「そうですね」と言う人はこんなブログ読んでない)で塗りたくられます。

 

結局、課題に取り組むのは子どもです。

子どもも、解き始めるとおもしろくなってくるものです。

 

そこに至るまでのアプローチ、ある意味、診断のようなことに書ける時間は、全然無駄になりません。

 

「こうすれば、どんどん進むんだ」

 

ということを、子どもが低年齢のうちに知っておけば、後々学校で宿題が出されるようになっても、なにかしらのヒントになります。

 

中学生以上でも、週のはじめに1週間分まとめて宿題を出した方がやりやすい、という生徒もいれば、次回までの宿題を出してもらった方がいい、という生徒もいます。

 

ですので「親はAタイプ、子どもはBタイプ」のようにタイプがちがった場合、お互いにイライラして、先に進みません。

 

「考えることは楽しい」

 

「勉強は面白い」

 

という価値観をつくるのが低年齢期に大事なことです。

そのために、まわりの大人が少し工夫することは、私は過保護だと思いませんし、過干渉だとも思いません。

 

解いているのは子どもです。

その道案内をしたり、全体像を伝えたり、

 

「次の問題は右です。ご注意ください」

 

と幼児相手にナビの真似をしたりするのは(ありがたいことに、みんなよく笑ってくれます)、ちょっとでもやる気になったらいいなぁ、やる気が続いたらいいなぁ、と思ってのことです。

 

学校の宿題がなかなか進まないのは「100%、見て考える課題」だからです。

子どもの生きている世界には、音があり、動きがあり、匂いがあり、五感を刺激するもので満ち溢れています。

問題を見てすぐに理解できればいいですが

 

「読むのはちょっとしんどいな」

 

という子どもにとっては、

 

「なんか難しそうなものが静かに机の上にあるな」

 

という感じです。

解こうという気持ちにはなかなかなれません。

また、Aタイプなら自分で計画を立てることが好きなので、どこからやるか決められますが、Bタイプですと、

 

「こんなにあるの?」

 

「どこからやればいいの?」

 

「何をしたらいいの?」

 

と混乱します。

手がつかないのは、怠けているわけでもなく、逃げているわけでもありません。

脳がフルスピードではたらいている状態です。

 

ですから、教室ではBタイプの子どもには、

 

「まず、このプリントの中の5問だけしよう」

 

と言います。

指示を受ければ課題にすぐに集中できるのも、Bタイプの良いところです。

スポーツ選手の中にも、

 

「コーチが練習メニューを全部決めてくれたおかげで結果が出せた」

 

と思っている人は多いのではないかと思います。

 

一方、Aタイプは計画を立てるだけ立てて、やることを決めるだけ決めてもやらない、「口は達者で行動不足」な面もあります。

ですので、Aタイプの子どもには計画を決めてもらうと同時に、

 

「ひとつだけやって欲しい問題があるんだけど、いい?」

 

と言って、途中に確認テストのようなものを入れます。

自分で決めたいAタイプにとっても、1%のイレギュラーな課題は、良い刺激になります。

 

「時々確認される」

 

ということを知っておくと、それも見越して計画を立てたり、課題に集中できるようになります。

 

脳の潜在能力は、人によって大差はありません。

大事なのは、どれだけ使うかです。

その使い方は、いろいろ使ってみないとわかりません。

親子のタイプが似ていればいいですが、親子でタイプが違っていれば、勉強の仕方、宿題への向かい方も全然ちがいます。

タイプがわかると、

 

「こういうことだったんだー!」

 

と、感動します。

人のことが理解できる、お互い分かり合えるのは嬉しいことです。

 

 

このタイプを探せる人は、待てる人、見守れる人です。

待つ、見守るができれば、自然に

 

「私はこのタイプです」

 

と、子どもの方からヒントを出してくれていることに気がつきます。

ヒントどころか、答えを丸ごとくれるような子どももいます。

 

子どもを理解し、子どもが課題に集中できる環境が整うと、学びは加速します。

 

さらに学びが加速するma・senkaブーストというのがありまして(番組の告知のつもりか!)、そこには集中して学習する子どもたちの「音」「動き」が溢れています。

 

 

音があった方が落ち着く。

 

音につられて自分も取り組む。

 

まわりの子どもたちが問題を解く動きに影響を受けて、自分も取り組む。

 

 

このようなまわりの人の影響を受けるので、学校の宿題も、家でするよりよっぽど進むのです。

 

3月、気を抜かない小学生、中学生、高校生はいません。

気を抜いていないと思っても、顔から緊張感が抜け、頭から知識が消えます。

一方、ma・senkaの生徒は3月の勉強が一番大変です。

次の学年の課題に本格的に入るからです。

年明けから、ちょっとずつしていた次年度の学習にガツンとギアを入れてスタートします。

 

 

「子どもが変わる!」

 

長岡市川崎6丁目ma・senkaに体験に来てみませんか?

 

 

お問い合わせはこちらから

>>>

幼児教室無料体験

 

 

体験について、直接聞きたい方は

0258-86-6341(無限に皆良い子)

に電話をして、

「無料体験授業希望です」

とお伝えください。

(9:30-11:30,1:30-6:00)

 

 

・お友だちと一緒に体験できますか?

 

・兄弟同時に体験できますか?

 

・ちょっと質問いいですか?

 

等、気になることがある方は、遠慮なくお電話ください。

 

新潟大学長岡附属小学校受験合格【2020年12月2日合格発表】

 

新潟大学附属幼稚園合格【2020年10月19日合格発表】

 

附属幼稚園合格(2019)

附属小学校合格(2019)

>>>

新潟大学附属幼稚園合格

>>>

新潟大学附属長岡小学校合格

 

 

 

授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

ma・senka近隣の幼稚園・小学校・中学校

 

おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。

いつもありがとうございます。

 

東部川崎保育園

帝京長岡幼稚園

新潟大学附属幼稚園

長岡みのり幼稚園

長岡和光幼稚園なごみ保育園

希望が丘保育園

富曽亀保育園

花園みどり保育園

東部保育園

東部第二保育園

関原保育園

新保保育園

双葉保育園

長嶺保育園

柏保育園

岡南保育園

みしま中央保育園

けさじろ保育園

ひごし中央こども園

みどりこども園

こどもけやき苑

見附天使幼稚園

今町天使幼稚園

わかくさ中央保育園

川崎東小学校

川崎小学校

富曽亀小学校

阪之上小学校

栖吉小学校

神田小学校

黒条小学校

富曽亀小学校

日越小学校

中之島中央小学校

名木野小学校

前川小学校

新潟大学附属長岡小学校

東北中学校

新潟大学附属長岡中学校

栖吉中学校

東中学校

西中学校

 

ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

あなたからのお問い合わせ、お待ちしています。

>>> 

無料体験申し込み