子どもの弱みも強みも、時間を味方にすれば伸ばせます
「こだわり」
もそうなのですが、弱み、強みを正しく認識するのは難しいものです。
弱みと思ったら、学ぶ機会、触れる機会を避け、さらに弱くなります。
でも、実はそこまで弱みではないのかもしれません。
なにかのきっかけで、自分の弱みを劣等感として捉えてしまい、成長する機会を失うこともあります。
強みも同じです。
「自分の得意分野はこれ!」
と思っていても、それができる人がめちゃくちゃたくさんいるレッドオーシャンに行ってしまうと、まっったくその強みが生きません。
親から弱みに見えても、私から見ると強みに見えることもあります。
前回書いた、こだわりがそうです。
こだわりというと、
「融通がきかない」
「柔軟でない」
「頑固」
というすごくマイナスのイメージがありますが、考え方によってはそうではない、という話をしました。
弱みが悪いというよりも、それをコンプレックスと捉え、本当はまだまだ変わる伸びしろがあるのに、それをまったく考慮しないところに問題があります。
受験直前でも人は変わります。
幼児期にあきらめることはありません。
あきらめそうになったら、外部に相談するのも大事なことです。
自己評価、自己肯定感がとても重視されますが、仕事は他者評価で決まります。
自己評価は、相手に自己満足と思われるだけでOKはもらえません。
「自分はこれがいいと思う」
と思っても、まわりがNOなら、それは改善の余地があったり、実はまだ強みと言えない状態なのかもしれません。
一方、弱みと思っていても、まわりから
「それすごいね!」
と言われたら、自信を持って、一気に才能が開花する場合もあります。
自分の人生なので、他人のために生きていかなくてもいいですが、他人の評価の中で生きていくことから逃げられるものでもありません。
経済活動は、結局どれだけ人に喜んでもらえたか、人の役に立ったかで決まるからです。
また、
「弱みと思っているから早めに取り掛かろう」
「弱みと思っているから人より多く練習しよう」
と思うことは、強みと思って胡坐をかいている人を追い越す可能性もあります。
才能は、一見大差に見えますが、多くの場合、微差の範囲内です。
受験は1点の戦いですし、陸上競技は100分の1秒の戦いです。
興味関心のない人から見ると、誤差の範囲内です。
ですが、こだわっている人にとっては、誤差が大差に見えます。
こだわるということは、それだけ想いがあるということです。
弱みだと思って、劣等感を持つこともあります。
でも、劣等感をバネにして頑張る話は世界中にあります。
健康でお金持ちで勉強ができた人が、さらに健康でお金持ちで勉強できるようになって、その子どもも健康でお金持ちで勉強もできたという話は、昔話に出てきません。
体が弱く、貧しく、勉強する機会に恵まれなかった人が、目の前のことに集中して取り組むことで、少しずつ上昇していく話は古今東西たくさんあります。
「これ、弱みだ。おわった・・・」
と、あきらめることはありません。
また、
「強みがあってラッキー」
と、浮かれていたら、かつて弱みを抱えていた人に、あっという間に追い越されます。
弱いといってあきらめず、強いといって浮かれないことです。
現状をどのように認識し、何をするか、そして、どれだけ継続するか、というのは、何歳になっても大事なことです。
「ここまでくれば、もう安泰」
というゴールはありません。
ゴールと思っていた場所に着いた瞬間、また別の目標が見えてくるからです。
それは、ゴールに向かって進む人にしかわかりません。
ためらいなく課題に取り組む子どもは伸びます。
2歳でも3歳でも、凄まじい集中力を発揮します。
私はその時、できるだけ存在感を消します。
子どもが夢中で学んでいるのを邪魔したくないからです。
子どもが何歳であっても、集中している空間に土足で踏み込んで集中力を途切れさせ、
「はやく次つくって。あれ?さっきまですごいできてたじゃない。ねぇ。次やって。ママに見せて。なんでやらなくなったの?あきた?もうあきたの?あんなにさっき良くできてたじゃない」
などと、
「愚か一武道会優勝間違いなし(オラ、わくわくしてきたぞ!!!!!)」
みたいなことはするべきではありません。
弱みに対しては、劣等感を持たせないようにするのが大事ですが、強みは、親であっても気がつかないことも多々あります。
教室に体験に来られた方も、
「こんな能力あったんですね」
「こんな姿、初めて見ました」
と驚かれることがあります。
いつもとちがう環境で、いつもとちがう能力の引き出しを開けるのですから、我が子を見ていて、
「あれ?」
とか
「おや?」
と思うことはやっぱりあるでしょう。
また、私が
「こんなのできてすごいですね!」
と言っても、
「え?皆さんできないんですか?前からふつうにできてるので、なんとも思わなかったんですけど・・・」
と、ビックリするほど強みに気がついていないパターンもあります。
強みがあっても、気がついていなかったら伸ばせません。
まず、伸ばそうとしません。
ですから、
「才能に気づいてもらえる環境にいる」
ということは、子どもが成長する上で大事なことです。
能力を伸ばす!
可能性を広げる!
といっても、目の前のリアルな子どもの強みを認識しないと、単なる標語、抽象的なキャッチコピーで終わります。
ma・senkaでは、子どもたちはみんな手を動かして考えます。
手が動いている状態は、脳も動いている状態です。
手が止まっている状態は、脳も止まっている状態です。
これも、通常の学びの場ではあまり意識されないことかもしれません。
ですが、伸びる環境では、必ず意識されていることです。
動いて学び、試して学びます。
試行錯誤とか、チャレンジとか、言うは易しです。
大事なのは、実際にやることです。
以前書きましたが、新潟県の小6は日本一勉強時間が短いです。
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そんな環境の中で、
「天才」
「神童」
と呼ばれて、マジで、ガチで天狗になって、恥ずかしくないのか、という話です。
一歩県外に出たら、偏差値アッパーカットでリングの外にぶっ飛ばされます。
受験もほとんどの子どもが高校受験までない環境です。
高校で全国模試を受けて、実力の無さを痛感します。
ここで痛感していては間に合いません。
もし、新潟県に住んで、将来大学受験という全国区の戦いに参加するのであれば、幼児期からまわりの人とちがう行動を取って、ようやくスタートラインです。
県外の人は、みんな勉強しています。
新潟県は、全国一勉強しません。
しかも、小6の段階で。
中学受験を経験する子どもは、当たり前ですが、小6の時に勉強しています。
暗記もします。
計算も速くなります。
中学受験をしないまま、中学生になった人は、県庁所在地は知らなくて当たり前、小学校で習う漢字はもちろん全部書けませんし、読むのも難しいです。
1、2年間勉強してきた中1と、勉強の仕方も知らない中1が、どうして、高3で同程度の学力になると思えるでしょうか。
「でも、うちの子は大丈夫ですから(根拠のない自信ってやつ笑?)!」
そう思って、毎年毎年、新潟の多くの小6の保護者が3年後に不本意な高校受験をさせられ、その3年後、大学受験を諦めます。
「小学校の時は、本当に良く勉強できてたんですよ」
と、周囲に言い訳しながら・・・。
誰かに聞けばよかったのです。
「うちの子、このままでいいんでしょうか?」
と。
高校に入ってから本気出しても、大学受験できない高校もあります。
教科書がちがうからです。
先日、共通テストがありましたが、共通テストの範囲を習わない教科書を使っている高校はたくさんあります。
過去問を開いて、
「まったく習ってない・・・」
というのは、現実に起きます。
「高校から頑張る!」
と未来の自分に意欲を託すぐらいなら、今日、今、頑張ることです。
今やらない人が、未来を熱く語らないことです。
そんな人に、望む未来は訪れません。
幼児期、弱みを抱えていると思っても、コツコツ取り組んでいけば、必ず道は開けます。
才能の壁、遺伝の壁というのは、そこまで高くないです。
それよりも、環境のちがい、練習時間のちがいが遥かに大きいです。
勉強できない子どもは、圧倒的に勉強時間が短いです。
とにかく勉強していません。
質とか、内容とか、そんな話ではないです。
もう、全然していません。
してない人が、している人に勝てるジャンルは世の中にありません。
強みを感じれば、それをさらに伸ばすようにしましょう。
弱みがあると思ったら、劣等感を持たせることなく、成長できる機会をつくりましょう。
強みも弱みをわからない、という場合には、外部の人に見てもらいましょう。
早めに対処して解決できないことは、世の中、そんなに多くありません。
早めに取り掛かることは、急ぐことです。
作業のスピードを上げないといけない状態になると、焦ります。
焦った時点で、大概勝負はついています。
いくら高1の夏にやる気MAXになっても、受験までの日数はみんな同じです。
そして、大体みんなやる気MAXになっているので、ほとんど順位が変わりません。
順位が上がるどころか、むしろ、ちょっと下がったりします。
「いつかなんとかなるだろう」
「いつかやる気になるだろう」
と思うのは自由です。
ただ、やる気になった人が漏れなく直面するのは、
「もっと早めに始めておけばよかったー!」
という後悔の念です。
どうしてあんなにゲームをしたんだろう。
どうしてあんなにネットを見たんだろう。
どうして小テストでいつも合格最低点狙いをしたんだろう。
この世界は四次元です。
時間をどれだけ意識できるか、というのが、人間にとって大事な問いです。
時間がないと、待ち合わせすらできません。
場所を指定しても、時間を決めないと会えません。
でも、あまりにも身近過ぎて、時間の感覚はないのです。
伸ばしたければ、時間を味方につけましょう。
意識して、早めに手を打ちましょう。
強みも弱みも、時間があれば、伸ばせます。
また、集中していると、時間を忘れます。
これも、時間を味方につけていることになります。
子どもが集中している時は、その世界の中に、どっぷり浸からせましょう。
大切な時間の感覚を学べます。
仕事があるから大変
兄弟がいるから大変
なんかいろいろ大変
そう思って、なかなか子どもの教育について考えられない方も多いと思いますが、実際に行動される方は行動されています。
実際ma・senkaでも、年が明けてから5名新規体験がありました。
長岡市外の方も体験に来られていました。
学ぶための環境整備は、親が意識しないと、ほかに誰もしてくれません。
意識したら、実際に体験してみましょう。
手を動かすことが勉強です。
行ったつもりと、実際に体験するのでは、あまりにちがいが大き過ぎます。
「子どもが変わる!」
長岡市川崎6丁目ma・senkaに体験に来てみませんか?
お問い合わせはこちらから
>>>
体験について、直接聞きたい方は
0258-86-6341(無限に皆良い子)
に電話をして、
「無料体験授業希望です」
とお伝えください。
(9:30-11:30,1:30-6:00)
・お友だちと一緒に体験できますか?
・兄弟同時に体験できますか?
・ちょっと質問いいですか?
等、気になることがある方は、遠慮なくお電話ください。
新潟大学長岡附属小学校受験合格【2020年12月2日合格発表】
附属幼稚園合格(2019)
附属小学校合格(2019)
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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。
受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。
ma・senkaは、
・子どもの可能性を信じる方
・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方
・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方
にとって、最適な教室でありたいと思っています。
ma・senka近隣の幼稚園・小学校・中学校
おかげさまで、下記の園、小学校、中学校から通塾、または体験に来られています。
いつもありがとうございます。
東部川崎保育園
帝京長岡幼稚園
新潟大学附属幼稚園
長岡みのり幼稚園
長岡和光幼稚園なごみ保育園
希望が丘保育園
富曽亀保育園
花園みどり保育園
東部保育園
東部第二保育園
関原保育園
新保保育園
双葉保育園
長嶺保育園
柏保育園
岡南保育園
みしま中央保育園
けさじろ保育園
ひごし中央こども園
みどりこども園
こどもけやき苑
見附天使幼稚園
今町天使幼稚園
わかくさ中央保育園
川崎東小学校
川崎小学校
富曽亀小学校
阪之上小学校
栖吉小学校
神田小学校
黒条小学校
富曽亀小学校
日越小学校
中之島中央小学校
名木野小学校
前川小学校
新潟大学附属長岡小学校
東北中学校
新潟大学附属長岡中学校
栖吉中学校
東中学校
西中学校
ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。
大きな未来を描いています。
想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。
親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。
親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。
そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。
大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。
あなたからのお問い合わせ、お待ちしています。