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2020.10.21 自信と我慢と成功体験について

自信と我慢と成功体験について

新潟大学附属幼稚園合格【2020年10月19日合格発表】

 

「子どもに自信がない」

「子どもに自信を持ってほしい」

 

と思う親がいる一方、

 

「子どもを褒めると調子に乗る」

「子どもが天狗になっている」

 

という親もいます。

 

「自信」という言葉は、保護者の方と話をしていても、頻出単語です。

能力について深く話す機会はあまりないのですが、自信については、毎週必ずといっていいほど、私も含めて、口にしています。

 

自信は、「自分を信じる」です。

ですから、「これができたら自信がつく」「何点取れたら自信につながる」ということよりも、「まっすぐ信じる」ということが大事になります。

 

「これができれば自信になる」「あれができれば自信になる」ということを探すことは、成功体験を探すことにつながります。

そして、このようなことを言われる方は、子どもに対して「これができれば」のハードルが高い場合が多いです。

 

ハードルは、低ければ低いほど、成功体験がたくさん得られます。

 

目標は低く、努力は大きく、これが基本です。

 

「この程度のことに、こんなに一所懸命やるの?」

 

という姿勢で課題に取り組むと、成功も成功、大成功の体験が得られます。

 

範囲の広い模擬試験よりも、狭い範囲の小テストに全力を注ぐと、良い結果、達成感、自信につながります。

 

2歳や3歳のクラスでは、「できた!」「できました!」と言えたらベタ褒めです。

保護者の方に「先生は子どもを褒めちぎってくれる」と言われましたが、私の思いが伝わってよかったです。

 

「人は褒められると調子に乗る」という考え方が脳内にインプットされている人もいますが、「調子に乗る」「自信がある」には、大きな違いがあります。

 

調子に乗っている人は、「私は、もうできてます」と言って、向上心がありません。

自信がある人は、「私はできています。でも、もっと上手になりたいです」と、向上心を持っています。

 

この両者、今の能力的に同じであっても、未来に差がつきます。

 

継続する人は、結局伸びます。

継続する人は、そのことが好きだから続きます。

 

嫌いなことを延々と続けられません。

ましてや、子どもは絶対やりません。

 

これまで、やる気や自信よりも我慢を教えられてきました。

ですが、我慢して我慢して我慢した結果、日本は世界から取り残されました。

 

「Japan as Number One」と呼ばれていたとは思えない国になりました。

 

若い人は、今でも我慢しています。

60歳以上は我慢を捨てたようですが・・・。

 

 

若い人には我慢させ、自分はタガが外れている60歳以上の方、あなたの近くにもいるのでは。

 

おそらく、この60歳以上の方々も、若い時には今の私たちよりも我慢してきたのでしょう。

でも、このような結果が出たということは「我慢は、幸せに生きる上で、最優先事項ではなさそう」ということです。

 

幼児がたくさん通っている教室ですので、今まさにルールやマナーを学んでいる最中です。

その中には、「我慢」というものも入ってくるでしょう。

 

「やりたいけど、やったら迷惑になる」

「やりたいけど、やったらルール違反になる」

 

ここでグッと抑えるのは、我慢というより、理性です。

ただ我慢を押し付けるのではなく、人の理性に働きかけることです。

 

「気持ちが大事!」

「どう感じるかが何よりも大切!」

 

というのもわかりますが、あなたの気分は最高でも、誰かに迷惑をかけたら、それはやっぱりマズいのですね。

 

感じたまま、本能のままは、野性です。

たとえ思っても、「本当にやったらマズいよね」ということは理性で抑えることができるのが人間です。

 

子どもの良さは、本能の赴くまま、勢い良く物事に向かうことです。

それは本当に素晴らしいと思います。

毎日、そのエネルギーに圧倒されます。

 

ただ、人はどこまでいっても社会的な生き物です。

一人では生きられません。

必ずたくさんの人に支えられて生きています。

 

そのために、理性がいります。

 

理性があれば、「まともに」考えられるようになります。

 

ハードルをめちゃくちゃ上げて、しかも成功体験を子どもに求めるのは、酷です。

そんなことも、わかるようになります。

 

「あの時できなくて、この時もできなくて、今日もできなくて、親の期待に応えられなくて、親はなんかガッカリした顔してるし・・・」

 

子どもにこんな思いをさせていたら、自信がつく訳がありません。

 

成功体験をさせたいなら、「こんなに下げていいの?」と思うぐらいハードルを下げることです。

そして、できたら思いっきり褒めましょう。

 

同時に、「失敗しても大丈夫」という考え方を、脳内にインプットしましょう。

 

「できなかった」「解けなかった」「間違えた」ということを、すごく暗く言う子ども(大人も)がいます。

 

全然、大丈夫です。

 

「これじゃダメだったか。じゃあ、次はこうしてみよう」

 

「あ〜、この方法だとうまくいかないんだ。いいこと知ったなぁ。次に活かそう」

 

「失敗した」と捉えるのではなく「経験した」と思れば、次に進めます。

 

そして、「次」をすぐに考えられるのは、自信のある子どもの特徴です。

 

課題ができないとか、時間がかかるとか、すごく大きな問題ではありません。

それよりも、本当は「次」があるのに、「次」を考えられないのは、もったいないですし、成功体験も得られません。

 

成功「体験」ですから、実際にやってみないと仕方ないのです。

知っただけ、思っただけでは、なんにも変わりません。

 

そう考えると、体験することすべてが自信につながるはずです。

ハードルはとにかく低く、越えられたらすぐ褒める。

そして、「失敗したのではない。経験したのだ」という考え方。

 

これらができれば、今が充実し、自然に自信がついてきます。

 

「子どもが変わる!」

 

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授業を通して、どの子も姿勢や集中力、認知力、自制心、論理力等が育ちます。

受験の有無に関係なく、子どもの持っているはずの能力を最大限伸ばしたい、という方にとっては、納得していただけるかと思います。

 

ma・senkaは、

 

・子どもの可能性を信じる方

 

・子どもが将来夢を持ったとき、叶えられる可能性を育てたい方

 

・一生続く学習をスムーズに行えるように、能力の土台を築いてあげたい方

 

にとって、最適な教室でありたいと思っています。

 

 

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ma・senkaの保護者の皆さまは、子ども達の可能性を信じています。

大きな未来を描いています。

想像するだけでなく、実際に通い、親も熱心に勉強しています。

 

親の限界が子どもの限界になっては、子どもに申し訳ないからです。

 

親の学ぶ姿勢は、子どもにも影響を与えます。

そうすると、子どももさらに学ぶ意欲が高まります。

 

大きな未来を実現させるためにできる、日々の小さな、楽しい習慣のひとつにma・senkaがお役に立てれば幸いです。

 

 

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